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2024年03月17日22:41

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「尊厳死」は幻想

■「安楽死」を考える スイスで最期を迎えた日本人 生きる道を選んだ難病患者【報道特集】
(TBS NEWS DIG - 03月17日 16:07)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7790619

てか、大雑把な表現でまことに申し訳ねーけど、この国の自殺者の多くは、難病とかよりも、「経済的困窮が、圧倒的に多い」のでね。

まあ、俺は、「全ての自殺は、安楽死」と、捉えてる。生きるのが辛いから、「死んで楽に為りたい」のだからさ。

経営者遣ってた頃、身内や友人を含めた、結構な数の自殺に遭遇したんで。

友人の社長は、国民金融公庫の過酷な取立て(当時はサラ金規制法の埒外だった)から、抗議の意味だったんだろーな。公庫の駐車場で、アタマから灯油被って焼身自殺した。

別な友人は縊死。こっちは、外聞を憚って、ご遺族が「急死」と発表。葬儀の際は、「一人娘が、次期社長に発表された」よ。

手前の叔父は、少し派手だったかな。不動産業営んでたんだが、バブル崩壊で、億単位の借金。保険で妻子にカネ残したかったんだろーが、磐越自動車道で、対向車線に飛び出し、タンクローリーと正面衝突して、爆発炎上・・・ここ迄されると、流石に葬儀の場では、棺桶の蓋は最初から閉じられた儘と為る。

まあ、これまた私事で軽い話題で悪いんだけど、実は、昨夜、一瞬死を考えたんだ。

稼業で折角確保した商談が、「銀行融資の成否待ち」と為り、失意を抱えて帰宅したら、去年突然死した、30年連れ添った嫁の仏壇が、彼女の愛した、飼い猫三匹の誰かのせいで、無茶苦茶に。

燭台どころか、香台迄でんぐり返され、仏壇は灰塗れ。

甘え鳴きしながら寄って来た猫達に、思わず発したのは、「も、彼女の後追って、皆で死なねーか?」だったのでなあ。

勿論、野党の圧倒的反対で、法案は否決されたよ。

・・・閑話休題。さてと、この記事だが、手前は、重ねて「安楽死は、自殺の一種」と捉えてる。

苦痛が大きいならば、末期ガン患者同様に、モルヒネとか、何でも使えば済む。

でもよ、その安楽死を望む当人が、「私は、生きてるだけで、金銭的に、皆に迷惑を掛ける存在」だとか抜かしたのならば。

さすれば、そいつは、「困れば、誰でも、自己責任論で自分を責めて、勝手に自殺しろの世界に変わる」んで。

こいつは、「社会保障制度の放棄だし、国家の責任放棄放棄に等しい」と、俺には映るよ。

所謂「尊厳死」なんざ存在しない。安楽死の正体は、重ねて抜かすが、「絶望からの自殺」だと思う。

ま、こんだけ、「カネがねーやつは、人間じゃねえ」みてーな、新自由主義経済が蔓延した、この国では特になんだけどねえ。




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