ハグ

昨夜『探偵ナイトスクープ』で
４４歳の男性から「両親とハグをしたい」という依頼があり、
桂二葉探偵が調査しに行かれました。

男性は若い頃、両親に迷惑をかけていていたのですが、
心の中では感謝の気持ちがあり、
両親にハグをしたい・・・という依頼だったのですが、
流石にテレがあり、どのように切り出したらいいのかわからず、
この男性と探偵が街に出て
街中で見つけた親子に「親子でハグしてもらえませんか？」と
お願いして勇気をもらってから両親にハグしに行く・・・という、
感動する依頼でした。

大人になって両親とハグをする・・・なんて
誰もが照れくさくてできないと思うのですが、
両親が健在なら絶対にしておいた方がいいです。

僕は１度は家を出ていたのですが、
帰ってきてからは両親と暮らしていたのですけど、
ハグをしようなんて思ったことはなく・・・
すでに両親は亡くなっているので、
この依頼を見て、しておけば・・・と思ってしまいました。

両親がいなくなってからではできませんし、
ハグすることで今までの感謝が伝わると思うんです。

・・・で、ここからは漫画ネタで・・・

かなり前にこんな作品を読んだのを思い出しました。

瀧波ユカリさんの作品『ありがとうって言えたなら』（文藝春秋）

この作品なのですが、
作者の瀧波ユカリさんとその母親の仲はあまりよくなく、
ちょっと疎遠になっていたんですが
母親が癌で余命１年もないのを知るんです。

瀧波さんは母親とあまり仲が良くないため、
大阪に住んでいる姉が母親を引き取り介護することになるのですけど、
月日が経つにつれて母親の容態が悪くなっていき、
見舞いに行くことにしたのですが、
母親と仲の良かった頃を思い出して
もっと仲良くしておけばよかったと後悔するんです。

・・・といった感じで、
もっと早く、素直に「ありがとう」と言えなかった胸の内を
漫画で描いた感じになっています。

瀧波さんみたいに後悔するよりも、
両親が健在な時に「ありがとう」の気持ちと一緒に
ハグするのはいいのかもしれませんよ。


おまけ
今日の晩御飯は豚汁でした。

何か汁物でも・・・って献立に豚汁を入れたのですが、
今日は暖かすぎたので、間違った感じです＾＾；