映画　道化師のカード

あらすじ
　国家から人権を与えてもらえなかったと訴え続ける謎のSNSユーザーは、誰からも信用を得られない状態で１０年の時を過ごした。もちろんその間もその謎のSNSユーザーはソーシャルネットワークの内側でたった一人で戦い続けていた。日本国民はその人物が彼なのか彼女なのかそれとも複数人によって更新されているのか気にも留めなかった。彼女はクレジットカード会社を信用させるために再就職をし、お金を稼ぎ、そしてお金を貯めて、そして遂に海外逃亡を計画する。もちろん彼女はそのクレジットカードを使って弁護士を雇う為にも日本国内で最小限の資料を集めなければいけない。彼女は信用金庫と呼ばれる小さな銀行での本人性確認の不正行為に気がついた為、彼女は動き始める。しかし政府も国連もまた日本国民もまさかそんな小さな民事事件にもなっていないようなミクロの世界の不祥事によって日本国が破産するはずがないと自信を持ち続けているのだった。さて、日本国の行く末とは？