無事退院

昨日（土）に退院。月曜から5泊6日。
医者は水曜まで入院させたかったようだが、冗談では無い。
二人部屋の病室の前にゴミ置き場があり、そこに入院老人達の使用済みオムツが袋に詰められたい積してるのだが、コレがもうウンコ臭くて臭くて臭くて臭くて、夜眠れない。
部屋の扉を閉めたかったが、病院の方針？で全室開放されてる。
なのでもちろん日中も臭い。
こんな住環境に3泊以上もしてられない。

しかも病室の外だけでなく、中も。
二人部屋の隣人が痔の手術の為の入院だったが、手術の余波で肛門の締まりが悪くなってる上に、固いウンチで腸の内壁や手術跡が傷つかないようにお腹が緩くなる薬が投薬されてたので、持ち込んだ下着は全滅。ズボンも内履きもクソまみれ。
その人の方が先に退院したが、最後の食事の時は「トイレ飯」食ってる気分だった。
だから看護婦さんが「帰宅方法」を懸念して訊ねたが、バイク男だったので他人への迷惑は極力避けられた。

でも、この人も結構大変で、隣の隣の市から来てるが、75歳で妻が1級障害者の要介護5なのをデイケアやショートステイ預けるものの、自宅で老老介護してると看護婦さんに言ってるのが聞こえた。今回もショートステイに預け、帰宅するまでに家に戻らないといけないからバタバタしつつ帰って行った。ちなみに入院日は同じだった。

さて私の方はと言うと、入院翌日（火）に手術。当日朝にジュース1本支給されたが後は一日絶食。翌日朝、五分粥。昼は全粥だったが食欲が湧かずおかずも含めて3割しか食べられなかった。その代わり夕食はしっかり完食。

手術当日は、手術前に浣腸、手術中にカテーテルを入れられた為トイレの心配は無くなったから、ベッドで安静に、と言われていたが、段々背中が蒸れてきて気持ち悪いからせめて横を向こうとするもののスゲー痛い。なんとか横を向けても、なんだかじっとしていられない気持ちが湧いて、また仰向けに寝ようとするがこれもまたスゲー痛い。
翌日から翌々日にかけてなんとか我慢できるレベルにまでなったけど。
縫われた箇所だけでなく、太めのテープ貼られた所も皮膚が引き連れて痛いし。

他にも、日がな一日点滴攻めで、全部ではないが都度都度抗生物質も混ぜられ。それが原因で私までお腹が緩くなり、退院前日の金曜日なんて6回もトイレに駆け込まざるを得なかった。
水のような便なので、便意を感じたら3分以内にトイレに行かないと恐ろしい事になってしまう。実際、替えのパンツ1枚ダメにした。
そうそう、入院時に履いていたパンツは、その日のうちに看護婦が下の毛を電気シェーバーで剃る時、雑に扱われた為チンポの皮が数カ所切られて、軟膏を塗られたもののパンツの内側が血だらけになってしまった。
今後の使用状況を鑑み、こちらも捨てざるを得ない状況に。
教訓：入院時の下着や着衣は捨てても良いボロを使うべし。

まあとにかく病室がウンコ臭いので、寒いけどちょくちょく窓を開けたりしたら、スギ・ヒノキ花粉症なので、大きなクシャミが1発・・・。
あまりの激痛に15秒程度声が出なかった。かつ悶絶した。
ちなみに退院した今も、クシャミは盛大にした方が普通は気持ち良いのだが、できるだけ弱くなるように努力して、それでもまだ10秒ほど声を出せないほどに痛い。
腹の皮が引き裂かれるが如くに痛い。

余談になるが入院した病院は、老人にウケが良いという噂があった。
事実、看護婦さん達が言葉巧みにボケ老人共を手玉にとって操るスキルが高かった。
それでも言う事聞かないババア共もいたが・・・。
足を骨折してるのに立ち上がろうとする老人を注意したり、勝手に帰り支度しようとする老婆を旨く騙して止めさせたりとか・・・。

とにもかくにも帰って来れて一安心・・・と言いたいが、後日、外来で抜糸するまで入浴禁止を厳命される。（シャワーは可）
抜糸も1回ではなく2回に分ける事で、万が一のリスクを避けるというのだが、点滴メチャ多いし、血液検査も毎日するし、服薬数量を常識的な数にまで減らされた損失を検査やら何やらで稼ごう・・・という腹に思えて仕方ない。
2日に1回体を拭いていたものの、髪の毛は3日目からペッタリしてしまっていたので、帰宅後1番に洗髪してドライヤーしたら生き返った気分になれた。

そして最後に悲しい報告が。
入院中は当然お菓子禁止。
飲み物は水かお茶だけ。清涼飲料水等はもちろんダメ。
食事の量も、普段と比べて少ないので、少しは痩せられると思っていたのに、何のことはない、毎日8千歩から1万歩歩いていたのにベッドとトイレを往復する毎日だったから、退院日に量ったら１kg増えていた・・・。
教訓：痩せたかったら、食事制限ではなく、1に運動、2に運動、３・４が無くて5に運動！！