乾先生が亡くなってから30年たった。
あれから自分が30年も生きてきたなんて、信じられない気分だ。
自分は何という経験をしてきたんだろう。
あの頃は自分が今のように生きられるなんてとても考えられなかった。
結局逃げ惑うように何かを探し続けて、忙しさに逃げ込んだだけだけど。
よく病気にならなかったもんだ、と思う。いや、実は病気だったのに、知らないできただけなのかもしれないけれど。
乾先生はタバコを胸ポケットに入れてることで、禁煙できたとか。いつでも吸えるけど吸わないだけ、と。
私は死があることを知って、生きられた。嫌になったらいつでも死ねる。でも今は死なないだけ。
生きることに積極的な訳じゃないし、死ぬ勇気もないってことだけど、案外こんぐらいでもいいんじゃないかな。案外こんぐらいでも大事な気がする。
どこまでいけるかわからないけど、随分良いところまできた。このまま続けてみようか?続くのかな?落とし穴は怖いなぁ。落ちる時は落ちるしかないんだけど。
時間が流れていく。時々吐きそうになる。でもそれが時間だと知ってる。
私ができること。できるだけいい匂いを放つこと(オナラは臭いけど★)。いい言葉を放つこと。
もう一度勉強してみよう。
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