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2024年03月03日13:05

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『みなみ幸あれ』 ☆ 2024年26作目 チネ・ラヴィータ

『みなみ幸あれ』 ☆ 2024年26作目 チネ・ラヴィータ
https://movies.kadokawa.co.jp/minasachi/

 昨年、2023年に邦画のコンテストで最優秀になった作品が「邦画界期待の新星」と宣伝され観に行ったのですが、「大した事無い。騒ぎ過ぎ」どころか「酷い…つまらん」だったのですが、今年も食らっちゃいました…

 ホラー映画のコンテストで1位になった作品を長編に撮り直した作品なのですが、酷い、酷過ぎる。
 この程度で「日本ホラー映画界の新星」だなんて、邦画のホラー界はそんなに人材が居ないんですか?

 元々ホラー映画との相性は悪いんだけれど、今作は古川琴音さんが主演なので、これだけで「観る価値あり」なので観たんだけれど、ものの見事に古川琴音さん以外は何の価値も無かった…

 なので「作品としては☆ゼロ」で、「古川琴音さんの演技だけに☆1つ」です。

 ネタバレはマナー違反なんだけど、作る側が「最低限、劇場観賞に耐えうる作品を撮る」を果たしていないので粗筋書いちゃいます。
 古川琴音さん演じる孫が、祖父母が住む田舎の家に行ったら、何かおかしい。
 その地方には「人の幸せには限りがある」との考えがあり、自分達の家族が幸せになる為に「他人を監禁」していた。
 と云うもので、監督の手腕によれば良いホラー、良い映画、作品になりそうなものが全く駄目だった…

 欧米のホラー映画でよく本筋とは全く関係無く「全裸の老婆」が出るんだけれど、これは只単に「グロテスクな物」として何の脈絡も大した意味もなく出してるんだけれど、『みなに幸あれ』では「全裸の老婆」の代わりに「老婆の出産シーン」があった。
 この事だけで『みなに幸あれ』はホラー映画ではなく、「只グロテスクなだけ」と云い切れる。

 老婆を演じた演者さんの芝居が下手なのもおかしかった。
 「おかしい事の演出」なのかな? とも思ったけど、只単に芝居、演技が下手なんだと思う。

 健太郎が不勉強なせいだとは思うけれど、古川琴音さん以外の方は知らない方ばかりで、無名な方を集めたのでしょうか?
 福島から上京して女優を目指している二十代の女性が云ってました。
 「役者の仕事は選ばなきゃ幾らでもある。幾らでもあるけど、出ても恥にしかならない仕事は最初からやらない」
 女優の卵の方がよっぽど分かってる。
 
 古川琴音さんの無駄使いでした。


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