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2024年02月21日00:00

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『ネクスト・ゴール・ウィンズ』

『ネクスト・ゴール・ウィンズ』
2月23日公開
世界最弱のサッカーチームがワールドカップ予選で起こした
奇跡の実話をもとに映画化したコメディ・ドラマ。
監督・脚本は『ジョジョ・ラビット』『マイティ・ソーバトルロイヤル』の
タイカ・ワイティティ
出演は『X-MEN』シリーズ『ザ・キラー』のマイケル・ファスベンダー、
『透明人間』ドラマ「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」の
エリザベス・モス、他にオスカー・ナイトリー、ウィル・アーネット、
リス・ダービー、デヴィッド・フェイン、ウリ・ラトゥケフ、
ビューラ・コアレらが出演している。
米領サモアのサッカー代表チームは、2001年のワールドカップ予選で
「史上最悪となる0対31」という大敗を喫して以来ずっと
1ゴールも決められずにいた。サッカー協会会長タヴィタは
何とかテコ入れをしようと鬼コーチ、トーマス・ロンゲンを監督として
呼んだ。ロンゲンは優秀な選手だっが破天荒な性格のためアメリカを
追われた曲者だった。サッカー業界に残るため首の皮一枚で左遷されて
米領サモアにやって来たのだ。いやいやながら監督に就任しチームの
立て直しを図ろうとし始めるが。昔の勇士たちは失望して引退、
今のメンバーは基礎体力はない、闘争心はない(争うことが嫌い)、
ルールもあいまい、みんな楽しく苦しいことは嫌い、お祈りの時間が
最優先で島ごとすべてが停まる、性転換した選手までいる。
果たして、こんなチームで"奇跡の1勝"を挙げることが出来るのか!?
2014年にドキュメンタリー映画『ネクスト・ゴール!
米領サモアとサモアが別国だとこの映画の後で友人と話していて教えられた。
世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』」にもなった
エピソードを、ワイティティ監督の独特のユーモアを交えたセンスで
完成させた。サモア人とトンガ人の中の悪さや、米領サモア人の穏やかで
踊り好きな気質などディテールも面白い。少しづつ監督とチームメイトの
信頼関係が育つストーリーも良かったし、監督の方の複雑なお家事情も
ドラマに奥行きを出していた。娘の留守電にはちょっと泣かされた。
『クール・ランニング』を観た時の感動が再び感じられた良作である。

公式サイト https://www.searchlightpictures.jp/movies/nextgoalwins

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