今回は山形県の湯殿山スキー場に巡礼してきました。
このスキー場はペアリフト2基のスキー場です。
コースマップはこんな感じ。
ゲレンデボトムにセンターハウスやスクールがあり、チケット購入や食事ができます。
ゲレンデボトムには890mでゲレンデトップまで上がれる第1ロマンスリフト、560メートルで中腹まで上がれる第2リフトがありました。
第1ロマンスリフトを登っていく方向でゲレンデトップでは正面に月山が見えました。
1箇所第1ロマンスリフトから降りた直後に急角度で狭い上級コースがありますが、それ以外は緩斜面中心のスキー場で滑りやすいと思います。
ただし緩斜面といっても何の変哲もない緩斜面はほとんどなく、フリースタイル系のスノーボーダーなら十分に遊べるような造りになっているところが多数。
ほとんどのコースに壁があって当て込めるようになっており、キッカー、スラローム、レールなどが配置されています。
特に壁とキッカーはかなり充実していると言えます。
当然ここに来ているのはボーダーが多く、多くの方は遊びながら滑っているような感じでした。
非圧雪で残してあるエリアも広く、普通なら規制するようなリフト下や駐車場に向かうエリアも開放されており「湯殿山R天国」の看板は伊達ではありません。
滑走方向への眺望も良好で滑走時には雪景色の山脈が見ました。
これで鳥海山も見えたら完璧だったのですが確認できませんでした。
第2ロマンスリフト側はしっかりと圧雪してある中斜面の正面ゲレンデと、それに併走するように作られた沢状の両サイドが法面になっているコースがありました。
この法面は非圧雪なので壁というより斜めの脇パウみたいな印象でした。
第2ロマンスリフトの下もコース規制されていないので非圧雪を潰し放題でした。
やはりこのスキー場はフリースタイル系のスノーボーダーにおすすめですね。
特に地形遊びやキッカーが好きな人、非圧雪の新雪に突っ込むのが好きな人にはお勧めですね。
小さい子供やビギナーがデビューするのには向いていないと思いますが、そういう層はこのエリアなら櫛引たらのきだいスキー場とかが良いと思います。
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