普天間基地の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てを巡り、国が玉城知事を訴えた代執行訴訟の判決は来月20日に言い渡されることが決まりました。
代執行訴訟は辺野古沖の軟弱地盤の改良に伴う埋め立て工事の設計変更申請を玉城知事が承認しないことから、国が県に代わって申請を承認する代執行に向けて起こしたものです。
先月開かれた第1回口頭弁論で原告の国側は「設計変更を承認しないのは法令違反で著しく公益が侵害されることは明らか」として、速やかに承認を命じるよう主張しました。
県は玉城知事が意見陳述に立ち「県民の民意こそが公益と認められるべきで県の自主性を侵害することになる代執行は到底容認できない」と訴え即日結審しました。
福岡高裁那覇支部は判決の期日を29日に明らかにし、来月20日に午後2時から言い渡すと県や報道各社に通達しました。
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