アニメ時評６４９

「外科医エリーゼ」

原作／小説版：yuin／漫画版：mini。KWBOOKS。シリーズ構成：赤尾でこ。キャラクターデザイン：渡部裕子。サブキャラクターデザイン：出口花穂／大場優子／猪瀬愛美／兒玉ひかる。制作：MAHO FILM。監督：羽原久美子。転生もの。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さめ。動きはいい。
内容は、中世ヨーロッパ風の異世界から現代日本に転生してきた女子が、また、異世界に転生する話。
女子は、異世界ではいろいろと問題があり、火あぶりで処刑される。
転生後の日本では、努力して天才的な技量を持った外科医になる。
しかし、飛行機事故で死亡して、再び元の異世界に転生する。一工夫してきた。
キャラも背景も、絵が軽い。テレビアニメ向きではある。でも、物足りない。

５話まで。


「姫様“拷問”の時間です」

原作：春原ロビンソン。漫画：ひらけい。集英社。『少年ジャンプ＋』。シリーズ構成：筆安一幸。キャラクターデザイン：河野敏弥／古橋聡。サブキャラクターデザイン：滝山真啓。制作：PINE JAM。監督：金森陽子。異世界ファンタジー。拷問グルメもの。
絵は明るめ。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は低め。目は大きめ。動きはとてもいい。
内容は、王女にして王国第三騎士団団長の女子が魔王軍の捕虜になった話。
魔王軍は王女から情報を聞き出すために、王女を拷問にかける。その拷問は、おいしい食べ物を見せつけること。
１話では、焼き立てのトーストにバターをのせたもの。トーストがいい音で咀嚼される。
王女、トーストと引き換えに国王軍の秘密をしゃべる。王女、トーストをたらふく食べる。
次はタコ焼き。もう、止まらない。王女のそばには意志を持つ剣エクスがいるが、ツッコミ役にすぎない。
魔王の城にはあらゆるジャンルの料理人がそろっているようだ。
王女様、牢獄から出るころには体脂肪率がとんでもないことになりそう。
牢獄拷問グルメもの、という新しいジャンルが確立された。続く作品はあるのか。

継続。


「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。」

原作：ほのぼのる５００。TOブックス。原作イラスト：なま。シリーズ構成：高山カツヒコ。キャラクターデザイン：胡峰誠／池田結姫。制作：STUDIO MASSKET。総監督：山内重保。監督：堀内直樹。異世界ファンタジー。転生もの。
絵は明るい。背景は濃い。深度は深い。キャラの頭身は低い。目は大きい。動きはいい。動画が少しぎこちない。
モンスターはフルタイム３DCG。動きはいい。
内容は、スライムを連れた女子の冒険者の話。今生とは別の前世があるようだ。前世の人相書きが出回っている。
スライムは上位種らしく、劣化したポーションを分解できる。
女子は野ネズミを捕まえて食肉として解体し村の肉屋に売って生活している。
１話では、そのあたりの事情は説明してくれなかった。
スライムを裏から描いていた。初めてみた。

５話まで。


「ガンダムビルドメタバース」

企画：サンライズ。原作：矢立肇／富野由悠季。シリーズ構成：木村暢。キャラクターデザイン：岡田洋奈／後藤依子／刑部一平。メカニックデザイン：大河原邦男／海老川兼武／柳瀬敬之／寺島慎也／鷲尾直広／安藤孝太郎。制作：SUNRISE BEYOND。監督：大張正己。ガンプラもの。
絵は明るい。背景は濃い。深度は深い。キャラの頭身は高め。目は小さめ。うごきはとてもいい。メカも手描き。動きはとてもいい。
内容は、ガンダムのプラモデル、ガンプラを使用したバトルもの。今回はメタバースを活用。
従来はガンプラショップにあったバトルフィールドが、自宅からでも接続できるようになった。
そのため、リアルでは顔も知らない相手とバトルできる。
メカは相変わらず手描き。サンライズ伝統の動きが引き継がれている。
ZZを１話から見直す。よっぽど好きなのね。

継続。