アニメ時評６４７

「魔都精兵のスレイブ」

原作：タカヒロ／武村洋平。集英社。『少年ジャンプ＋』。シリーズ構成：中西やすひろ。キャラクターデザイン：吉井弘幸。制作：Seven Arcs。監督：久慈悟郎。総監督：西村純二。異能力アクションもの。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さめ。動きはとてもよい。
内容は、「魔都」で戦う男子と女子の話。
人間の女子だけ「モモ」という特殊能力を持っている。
「魔都」と呼ばれる異空間が、日本全国、どこでも出現する。魔都には「シュウキ」怪物がいて人を襲う。
人々を魔都災害から守る魔防隊という組織がある。魔防隊の隊員はモモで特殊能力を身につけた女子だけ。
主役男子は、魔防隊の組長の使い魔になる。戦闘終了後にご褒美＝キスしてもらえる。
なんだそりゃ。
「魔都」とは何なのか。１話では説明がなかった。

５話まで。


「３０歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」

原作：豊田悠。『ガンガンpixiv』。スクウェア・エニックス。シリーズ構成：金春智子。キャラクターデザイン：岸田隆宏。制作：SATELIGHT。監督：奥田佳子。ライトBL。
絵は明るい。背景は濃い。深度は深い。キャラの頭身は高い。目は切れ長。動きはいい。
内容は、３０歳童貞の男子が魔法を使えるようになった結果、同僚男子から好かれる話。
魔法は、触れた他者の心の声を聴けること。たまたま触れた同僚男子が自分にガチで惚れていることを知る。
主役男子はイケてないと自覚しているが、イケメンとの違いがよくわからない。

3話まで。


「戦国妖狐　世直し姉弟編」

原作：水上悟志。マックガーデン。シリーズ構成：花田十輝。キャラクターデザイン：奥田陽介。サブキャラクターデザイン：小林真平。制作：WHITE FOX。監督：相澤伽月。戦国風アクションファンタジーもの。
絵は明るい。背景は濃い。深度は浅い。キャラの頭身は低め。目は大きめ。動きはとてもよい。
内容は、妖狐の姉と仙道の使い手の弟の義理の姉弟の世直し旅の話。姉は諭して改心させようとする。
でも、結局、弟が力づくで倒してしまう。「カタワラ」と呼ばれる妖怪変化を狩る。
弟は精霊変化によって無敵の力を得る。やっぱり、力づく。
永禄という室町時代の実在の年号を取り入れている。だが、感覚は現代風。

５話まで。