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2024年02月10日15:51

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『風よあらしよ』

『風よあらしよ』
2月9日(金)よりなんばパークスシネマ、シネ・リーブル梅田、
MOVIX堺、MOVIX京都、キノシネマ神戸国際
2月10日(土)第七藝術劇場
2月16日(金)京都シネマ 順次、元町映画館にて公開
大正時代、筆の力だけで結婚制度や社会道徳に異議を唱えた
女性解放運動家・伊藤野枝の生き様を描いた人間ドラマ。
2022年にNHKで特集ドラマとして放送された村山由佳の
小説『風よあらしよ』を劇場映画化。
演出は、朝の連続テレビ小説「花子とアン」の柳川強。
主演は吉高由里子。共演は永山瑛太、稲垣吾郎、松下奈緒、
美波、山田真歩、玉置玲央、朝加真由美、山下容莉枝、
渡辺哲栗田桃子、石橋蓮司ら。
男尊女卑の風潮が強い大正時代。
福岡の田舎の貧しい家で育った伊藤野枝は、東京で学問をする
学費を出す代わりにと無理やり結婚をさせられた。野枝は、
苦しみ、田舎の因習を振り切って単身上京する。そして、
野枝は「元始、女性は実に太陽だった」と宣言し、
男尊女卑の社会に対して異を唱えた作家平塚らいてうに
感銘を受けた、彼女らが立ち上げた女流文学集団「青鞜社」
に参加した。社会の圧力が強くなりメンバーは離散してしまうが
野枝はひとり「青鞜社」を受け継ぎ、中心となって
婦人解放を唱えて活動していく。思想の違いから夫である
ダダイスト・辻潤との別れ、生涯をともにする無政府主義者の
大杉栄と出会い、協調しての解放運動、関東大震災による混乱、
そして彼女に降りかかる悲劇などなど、野枝の
波乱万丈な人生を丁寧に描いていく。
吉川英治文学賞に輝く原作で、苦しみの絶えない
時代を不屈の精神で強く生きた主人公野枝を吉高由里子が好演。
優しいが線の細い辻潤役の稲垣吾郎、野枝を引っ張りながらも
逆に気付きを与えられる大杉栄役の永山瑛太など、キャラクター
がよくはまっていてドラマに没入、感動できた。

公式サイト
https://www.kazearashi.jp/
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