演出家の西森英行さんにちょっとした心構えを教えて貰ってから自分の中で俄然、芝居が演り易くなった
これは忘れず今後のあらゆる芝居の中で心掛けて行きたいと思った
有難い
また先日、歌舞伎座に「赤穂義士外伝の内・荒川十太夫」を観に来て下さった花組芝居主宰の加納幸和さんには
「演出が行き届いていて幾度も泣いた、この話をつまみに酒を飲みたい」と、感想を頂いた
如何にいい物を一から作り上げようと足掻いても
万人が万人全てに肯定される作品なんて、そりゃ現実として無理な話なんだけれども
それでも、ジャンルの違う同業の尊敬する中の一人にそう言って貰えるのは
応援して観てくれているお客さんが喜んでくれる嬉しさとはまた違う部分での嬉しい事だ
近頃
体力的に疲れる事は有るが
それは“仕事等でするべき事が多い”、“求められている”と云う証なので結構
以前より心が疲れて生きているのに辛く思う事はびっくりする程に減った
何だったら、あまり意識しなくなった位だ
これは明らかに良き仲間、良き身内、良き家族、良き連れ合い、可愛いペット達が心の支えになっている御陰だな
その代償に、亡くなられた栗本薫先生達に褒められた様な牙は相当抜け落ちてしまった様な気はしているけれど
しかし
Always口が悪いのは心のコンディションが良かれ悪しかれ、己が育てたあくまでも自己責任な訳で
今更、直し様も直す気も無いので、そこは兎や角言わずに放免して欲しい所である
ログインしてコメントを確認・投稿する