合衆国憲法第八条は常備軍保持を禁止している！

　国の内外を問わずあまりに不条理で混沌したニュースばかりを見ていると、ついつい時代劇のような単純明快な解決を期待してしまう。
　期待するだけならまだいいけど、意にそぐわないコメントとか見聞きするとヘイトぽい悪態をテレビの前でつぶやいたりして・・・
　重症化しないうちに軌道修正せねばと、内田樹さんの「街場シリーズ」をポチった　昨年１２月に発行された『街場の米中論』。内田さん自身が言うようにアメリカの考察に比べて中国のは少ない。でも「米中論」だよね！
　今回この本で初めて知った事だけど、アメリカの憲法は常備軍の保持を禁止しているとのこと。軍・・・つまり武器を保持している者がいつ国民にその圧倒的な力で攻撃を仕掛けてくるかもしれないという「想定？」がある。
　銃社会がもたらすアメリカの闇は底知れないが、「自由」つまり何者からも束縛されないためには、常備軍を無期限に保持するよりは必要な時「武装した市民」を集める方がいいという判断があったのかも。