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2024年01月15日17:43

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没になったけど・・・

 昨秋、新聞の読者欄に投稿したら、予想通り「没」。
 まぁ、いいか。
・・・・・・・・・・・・
 十年ほど前、還暦を控えて日記を処分したことを「プレ終活」という見出しで掲載してもらった。今度は古希を前に写真の処分を始めた。月1冊のペースでアルバムを処分しているが、この作業がなかなか手強い。特に両親のアルバムは作りも立派で写真の四隅は小さな三角形のシールで貼付されている。写真が高価だった昭和一桁時代、幼い両親や今となっては名前さえ分からない親類縁者が緊張した表情で写っている。終戦後しばらくは若い両親それぞれの青春時代の溌剌とした写真もあるが、結婚式の写真に写る文金高島田の母の表情は暗い。意にそぐわない結婚だったことやその後に続く母の苦労を思い起こさせる。数年前に大病した姉は一通りアルバムに目を通すと思い切りよく、「はい、これで良し」と言って数枚の写真を外して持って帰っていった。
最近は自分のアルバムから子ども達が一緒に写っている写真をより分けながら作業を続けている。離婚はしたが結婚式や新婚旅行の写真も懐かしむ余裕が出来た今の幸福を実感する「ひととき」となっている。


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