買ったまま積ん読になっていたLaurent Binetの小説The Seventh Function of Language (La Septième Fonction du langage)を読み始めました。
積ん読と言ってもKindle版なので、単に買ったまま放置していただけですが。
Binetは前作のHHhHが本当に面白かったので、期待しています。
Roland Barthesの死をめぐるミステリーだそうですが、Michel Foucault, Jacques Derrida, Julia Kristevaなど、僕が大学生だった頃とても流行っていた記号論者が出てくるみたいです。(すでにFoucaultは登場!)
Roland Barthesについては、大学の第二外国語でフランス語を取ったのですが、2年目の授業でいきなりLe degré zéro de l'écritureを読まされたというトラウマがあるのですが、Binetの小説自体は今のところ、Dan Brownのハイブラウ版といった感じでしょうか。
Umberto EcoのThe Name of the Rose (Il nome della rosa)は、インターネットもネット検索もない時代にハードカバーで読んだので、読み解くのに結構時間がかかりましたが、今回はずっと楽に読めそうです。
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