今年は、坐骨神経痛になった事や、暑かった事などがあり、
街中を散歩する機会が少なくなりました。
もちろん出掛けた時は、目一杯歩きました。
10月に奈良に行った時は、3日間で8万5千歩ほど歩きました。
しかし、トコトコ急いで歩く訳ではなく、ゆっくりと歩きましたので、
余り運動にはなっていないかも知れません。
そのような次第で、余り街中の面白い場面には行き会いませんでしたが、
最近、面白い場面に遭いました。
先日、警察に免許証を受け取りに行った時の事です。
散歩がてら歩いて行きました。
県庁の裏側に行った時、どこからか女性の話声が聞こえて来ました。
前後左右、上の方も見ましたがどこにも姿が見えません。
変だなと思いましたが、そのまま歩いて行きました。
途中、トンネルがあります。
女性の声がトンネルから聞こえて来るのに気が付きました。
このトンネル、途中カーブしているので姿は見えなくても声が聞こえて来ます。
トンネルだから声が響くのでしょう。
トンネルのかなり前から声が聞こえていました。
トンネル内での話は注意した方が良いような気がします。
先日、県立美術館に「文晁と北斎」を観に行った時の事です。
前にも書きましたが、県立美術館としては混んでいました。
展覧会は、文晁の作品から始まりましたが、特に山水画から始まり、
蘇東坡の赤壁賦に基づく絵が出ていました。
僕の脇で観ていた高齢の女性が、文晁は中国人なのかと呟きました。
それは違うと言いたかったのですが、差し出がましい感じもしたので黙っていました。
そのような人が来るから混むのだとの考えもあるかも知れませんが、
そのような人こそ来てもらいたいと、僕は思います。
芸術文化は、なるべく多くの人に親しんで欲しいと考えています。
街中で、老夫婦(だと思うのですが)が、街中で言い争う場面を見る事があります。
男性が怒っていて、女性が不満顔をしている事が多い気がしますが、
その逆も見掛ける事があります。
そのような様子を見掛けると、羨ましいなぁと思う事が多くなりました。
怒る相手がいる、喧嘩する相手がいると言うのは幸せな事なのだろうと思います。
同居人が存命ならば、きっと僕が怒られていたとは思いますが。
明日は、所用により日記などを休ませて頂きますので、
お含み置き下さい。
【今日の一句】
もう飲めぬ 言ってみたいと 蟒蛇(うわばみ)が
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