職場からわずか徒歩5分の場所にある圓蔵亭。
円楽一門会の落語会は2回目だ。
まずは三遊亭楽花山(らっかさん)さん。
どなたかの代演で、一時間半かけて来て、10分の持ち時間とのこと。
7名の客の笑いを誘っていた。
噺は洒落の上手な番頭さんと、洒落が理解出来ない旦那の噺。
僕には初めての噺。演目は不明。「洒落番頭」だったっけかな…。
お次は三遊亭好好(こうこう)さん。
髪の毛がないのが特徴みたいで、自爆ギャグをやっていた。
噺は「たらちね」。とても楽しめた。
次は三遊亭楽八(らくはち)さん。
前回は「柳田格之進」を演ってくださり。
とても上手くて感動した記憶が新しい。今回も大根多ということで、
なんと「芝浜」だった。
これも楽八さんにかかれば、超感動。
涙と笑いで、噺の中に引き込まれていく。
後半に、なんと客の携帯電話が鳴ってしまい、意表を突いたが、
楽八さんは、一切動じることなく演じ切っていた。
携帯を鳴らしてしまった客も、たいへン申し訳なさそうだった。
頻繁にここの落語会を聞きに来ている人のようだった。
客としても残念だったが、うっかりミスだったのだろうね。
そのお客はかなり落ち込んでいるように感じた。
そしてラストは三遊亭栄豊満(えいとまん)さん。
なんと「浜野矩随」を演じてくれた。
YouTubeで音声だけの志ん朝師匠のものがあるが、
やっぱり生で聴くと、物語もはっきりと分かり、とても感動的。
これはもう台本を作り、覚えることに決めた。
栄豊満(えいとまん)さん演じる噺も、笑いと涙で思わず噺に入り込んだ。
これはやるしかないね。絶対に覚えるぞ。
円楽一門会。今回で二度目だったけど、
スケジュールを確認すると、毎月聞きに行けそうだ。
とても楽しみになってきた。
林檎
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