すでに過去から話題になっている広島県の安芸高田市に市議会の話題ですので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、常に情報を更新し続けていらっしゃるので、お話させてください。
もともと、安芸高田市は平成の大合併で大きく版図が広がった1地方都市で、旧態然たる都市でした。そこに京都大学を出た若い石丸市長が「市政改革」を掲げて立ち上がり、市民の熱い期待を胸に当選を果たします。「若い青二才に何ができる」と悉く敵対する最大派閥の「清志会」の反対にもめげず、ゴりゴリと改革を進める石丸市長。妨害する『清志会」。少しヒートアップしているかに見える石丸市長ですが、3年目着々と実績を重ねて議会の理解者を増やし、次の市会議員選挙を来年に控え、いよいよ市会議員の方もお尻に火がついてきました。そこへ「経費削減の見地」からと、「投票率アップ」のために「市長選」と「市議会選挙のダブル選挙」の提案がなされます。
『みんなが住みたくなる安芸高田市」を掲げる石丸市長は、昨年の千葉県上総一ノ宮町が3度目の開催を実行した「トライアスロン大会」に参加しましたが、折悪しく台風の襲来が予測される時期に当たり、市長は「危機管理官」と「警察」や「消防」との打ち合わせを綿密に執り行い、大会に出かけたことが、「清志会」の非難の的になりました。市長としては、毎年参加してきてものであり、地方都市が全国規模で人を集めるイベントを開催して「安芸高田市」の人気を高めて、市民が誇れる街づくりのための勉強でもあるとして、万全の体制で臨んだものでした。しかし「清志会」は「台風警報が出ていて市長不在では市民は安心できない」「職務放棄だ」と食い下がり、市長は「危機管理官と警察、消防」のベテランが居て、市長が居なといなくても専門家が適切な判断ができる」と激突します。
旧態依然とした「清志会」は「地域の代表として地元に予算を引っ張りたい」。これに対して石丸市長は「赤字財政の健全化」と「安芸高田市をみんなが住みたい街にする」という観点から、「市全体の振興」や「教育」などへの投資を進めたい。そこで石丸市長が持ち出したのは、「市長と議会の役割分担」であり、あくまで市長は「市政を預かる現場の長」であり、市役所と言う執行機関を預かっている。議員はその行政を支える立法府であり市政全般を理解した上で条例を考えるべきところを、「市政を私物化する」ことは許されないと戒めます。
直近2回の「安芸高田市決算報告書」に対する承認は、最大政党の「清志会」は否決しています。市長が地域への配分に応じず、市議のメンツをつぶすからです。これに対して石丸市長は東大教授などを招いて講演会を開くなどして近隣都市からも参加者を受け入れ「安芸高田市」の文化都市としての評価を高めました。安芸高田市役所の職員は「議員の思うがままに引きずられた赤字予算連続の安芸高田市から抜け出し、新しい教育文化都市を築こうとする石丸市長の情熱に拍手喝采」となっています。
明石市の泉房穂元市長も明石市に生まれ、「明石をみんなの住みたい街にする」として一生懸命勉強をして東京大学を出て、さらに弁護士資格も取り、人生を明石市のために費やされました。そのおかげで全国有数の出生率を誇っています。石丸市長も直球勝負で一生懸命ガンバって居られるのは分かりますが、命を乗せて運ぶ車でもハンドルに「遊び」があります。相手が小学生の時には、相手のレベルに合わせて理解させるように、一歩づつ焦らず味方につけていかれたら、もっと早く協力者も増えてくると思います。
僕は早く「石丸市長レベルの方」が国会にも出て来て、「清志会」のような自民党や立民党などを吹き飛ばし、新しい日本を立て直してもらいたいと思います」。「政治資金」で苦労しないように、国庫から「政党助成金」を支給することにしたのに、その上にまた「政治資金パーティ」を認めるから、こんな事態が起きたのです。「政党助成金」を廃止にしたらいかがですか?
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