よその家の普段の暮らしを知ることは出来ないが、我が家の暮らしが普通なのか分からないことがある。
まず、冬の掛け布団の重ね方。うちでは、一番下にタオルケット、その上に厚い羽毛布団、薄い羽毛布団を重ねる。
雪が降るくらいの寒さの時は更に毛布をかける。これで暖房無しでも十分温かい。
因みに私の寝室には暖房が無い。
タオルケットは一年中使っている。肌に触れる部分が綿なのでサッパリしていて心地良い。
洗えば寝具の汚れを防げる。これが当たり前と思っていたが、娘の婿殿は毛布を直に被っている。
なるほど、実家での習慣は変わらないのね。
わが夫は寮生活が長く、タオルケットを一年中使っていたので変化なし。
雪国でも暮らしたが、布団のこの掛け方が一番温かかった気がする。
次に夜のキッチンの後始末。
キッチンの水回りは私が寝る前に片付ける。
水切りカゴに、洗った食器類は置いたままにせず、食器棚に片付ける。
生ゴミは捨てて、三角コーナーは洗って新しいゴミネットを設置。
台フキンは漂白して干して、シンクは洗って水分を取る。
そして消灯すると、朝まで誰もキッチンを使わない。
子どもたちが居た時も、夫と二人暮らしになった時も、母を介護していた時も、このルーティンは変わらなかった。
だから夜中に誰かがカップ麺などを食べるなんてことは、人生で一度も無い。
つまり、うちの家族は夜間にキッチンを使わないのが習慣だった。
借家暮らしの常で、水回りは綺麗にしておくに越したことはなかった。
だから、今でも調理器具や食器を洗わずにシンクに置いておくなんてあり得ない。
入浴は毎日お湯を張る。入浴剤は欠かさない。入浴剤は塩なので、その日の厄を流す意味もあり、温泉が嫌いな私も温泉気分になれる。
バスタオルは毎日洗う。夫は風呂用タオルを使わないので、バスタオルは毎回びしょびしょになる。それを乾かして使うなんてバイ菌を培養してるようなもの。と思う。
毎日の光熱費がかかるからと洗わない人もいるが、気持ち良く入浴するのも、健康の投資かと思う。
ギャンブルも酒もやらず、贅沢なことは全く縁のない我が家での唯一の贅沢かもしれない。
うちの常識はよその非常識なのか?
ま、健康でここまで来たから良しとしよう。
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