映画史上ずっと語り草になる有名なラストシーンを言えば
何を思い出しますか?
やっぱり「シェーン、カムバック!」でしょうか。
大好きなシェーン、戻ってきてよ、また家族のように暮らそうよ。
https://www.youtube.com/watch?v=DtoCw2iOTSc
自分の好みとしてはこの映画はあまり面白味もなく
ラストシーンもそれほど心を打つものではなかった。
けれど去り行くシェーンが一度も振り向かないのは
少年の母親への恋情を断ち切るためでしょうか。
お互いを好きになってしまった。
自分が居ては幸せな家庭を壊してしまう。
だが幼い少年にはそんな大人の事情を知る由もない。
(この少年を演じた子役ブランドン・デ・ワイルドは
後に30歳で交通事故で没死)
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「マジソン郡の橋」では
人妻と恋に落ちた旅人のキンケードが
「夫や家族を捨てどうか自分と一緒に逃げてくれ」と懇願するも
女性は
「どんなに貴方を好きでも
残された夫や子供はどうなるの。
こんな田舎では生きていけなくなる」
と泣く泣く別離します。
シェーンの場合とは正反対。
えらい違いですわ。
シェーンは武士道に通じる男らしさで立ち去ったのです。
日本版「遥かなる山の呼び声」の主役は高倉健以外考えられない。
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私としてはラストシーンで衝撃的だったのは
「2001年宇宙の旅」でしょうか。
衝撃というより今でも何が何やら解釈できず混乱。
評論家でも「よう分からん」が正直なところでしょうね。
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