バードメン

…「Chicken Zombies」／thee michelle gun elephant


thee michelle gun elepahntを初めて聴いたのは高校生の頃だったと思います。

当時、ロックが好きでよく話していた友人から、邦楽で凄いバンドが出てきたと教えてもらって、“世界の終わり”を聴かせてもらったのが最初だったと思います。

ぶっ飛びました。

異様なまでの突進力。

切れ味鋭いカッティングギター。

そして、異様にしゃがれたインパクト十分のボーカル。

なんじゃ、こりゃ！！って思ったのをよく覚えています。

その後、進学した大学でもthee michelle gun elephantは大人気。

特に「Chicken Zombies」は凄く話題になったアルバムで、周りの友人は誰もが持っていた一枚だったともいます。

“バードメン”や“ゲット・アップ・ルーシー”はバンドでカバーする曲の定番の様になっていました。

僕の青春の片隅には、必ずthee michelle gun elephantの音があったように思います。

心の残りなのは、当時は慢性的な金欠で、LIVEは洋楽のアーティストを優先させてしまっていたため、結局、thee michelle gun elephantのＬＩＶＥには行けませんでした。

だから、解散のニュースを聴いた時はショックだったなぁ。

月日は流れ、2012年。

初めて行ったフジロックで、The BirthdayのＬＩＶＥを見ました。
生で聴いたチバの歌声が、本当に素敵だったことをよく覚えています。

あの声が苗場の山に響き渡る様は、最高でした。

チバユウスケの声は、間違いなく、僕の青春のサウンドトラックの一部でした。