韓国版「オペラ座の怪人」

10/25（水）ソウル・蚕室にあるシャルロッテシアターへ行ってきました。



釜山のドリームシアターならば、1727席だから、チョ・スンウさん出演日でも、席種さえ選ばなければ、なんとかを取れたかもしれないですが、シャルロッテシアターは、
1階席725席、2階席516席の計1,241席しかない。
おまけに、ソウルの方が圧倒的にミュージカルを見る人は多いだろうし、私のように渡韓する外国人も多いと思うから、更にチケットは激戦必至まさに血ケッティング。

一般発売当日に見た待機の番号は、8000人を超えていたから、ビックリ
いやいや、到底無理でしょう。いくら平日水曜日の夜のでも…
でも、雪原ではなく、座席の色は見れたけど、当然撃沈。
ところが、その夜、ポチポチ諦めずにやっていたら、取れたんです
1枚だけ。それが、ここ。



そして、初めてのキャンセル分放出の真夜中2時にゲットしたのが、ここ。



1席はさんだだけで、同じ列。まさに奇跡的です
友人と一緒に、ほぼ同じところで見る事ができて、良かったです

チョ・スンウさんが怪人役と聞き、何が何でも観に行きたかった。
まぁ、ソウル公演の後、大邱公演があり、この間デスノートを見た啓明アートセンターだから、なんとかは取れたと思うけど、私の休暇が合わないからね

1階のフォトスポットは、こんな感じ。


2階のフォトスポットは、こんな感じ。




私が見たメインの3人は、こちら。



他のキャストの方々を含めると、こんな感じ。


壁にあったのは、こちら。


いやぁ〜久しぶりに見たから、「あれ？こんな風に舞台装置なっていたんだっけ？」というのが多かった。
そして、1階席なんて、到底無理だったから、取れただけでも嬉しかったんですが、結果的に2階席は、本当に良かった
2階というか、天井付近で動き回るスンウさんを見る事ができたし、何より彫像の裏に隠れて、クリスティーヌとラウルの様子を見ていた後の悲しみと苦悩の表情とかを見る事が出来たから、1階にいたら、彫像の真下の席の方々は、声しか聞こえない状況ですからね。

それにしても、登場した第一声で、「え〜！こんな声を出せちゃうの」と本当にビックリ物凄い血のにじむような努力をしたんだろうなぁ〜と思いました。
なんせ、他の人達は、声楽科出身だから…

スンスさんは、指先まで演技が細かいし、動きだけで、セクシーさを感じる。
クリスティーヌが怪人にキスし、怪人の頭の傷に触れた後、スンウさんはクリスティーヌの手のひらを、自分の服の袖口でふいてあげるの。まるで、汚れたものに触れてしまったクリスティーヌの手を清めるように…切なくて、どこまでも優しい怪人の本当にピュアな心を思うと、泣けた
スンウさんの歌声は、怒りも悲しみも、切なさも、見事に表現していると思った。
どのシーンも、心に迫ってきて、どうやっても、怪人に肩入れしたくなってしまう。

クリスティーヌ役のソン・ジスさんは、さすがソウル大声楽科を首席で卒業しただけに、
その歌声は、素晴らしく、軽々と歌いあげていました。
スンスさんとのシーンでは感じなかったけれど、ラウルとのシーンだと、なぜか物足りなさを感じたのよね。なんだろうなぁ〜そんなにラウルに恋焦がれてるようには思えなかった。二人が歌うシーンは、オペラを彷彿させる感じ。

ラウル役のソン・ウォングンさんは、体が大きくて、少しぽっちゃりした印象。
そのせいで、私の中のラウル役とはイメージが違ってたんですよね。
どこか、親戚の若いおじさんっていう感じに見えてしまって…
（ファンの方、ごめんなさい）
クリスティーヌ同様、恋焦がれてる感じには見えず
ただ、歌声は素敵でしたし、ソン・ジスさんとのシーンは、声の相性がとてもいいと思いました。

「オペラ座の怪人」で泣くとは思いませんでした。泣いた事なかったから…
でも、13年ぶりに韓国語で上演されるこの機会に、チョ・スンウさんの怪人役を見る事ができて、本当に幸せでした

韓国版の記事は、こちら。
https://www.wowkorea.jp/news/read/376451.html

チョ・スンウさんのインタビュー記事は、こちら。
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2215423