俺は踊る大捜査線が大好きだ。
初回放送から26年程度経過しているが、映画、スペシャル、スピンオフ、内村鑑三含めてずっと大好きだ。
そんな俺がNHKドラマ「ガラパゴス」を見た。
とにかくストーリーと展開、出演者が素晴らしい。かつて見た「ハゲタカ」をも超える内容と言ってもいいくらいのデキだと思う。
主人公の刑事役は織田裕二さんなのだが、そこにはまさしく
青島さん
がいた。
身体を壊して窓際部署に追いやられたにも関わらず、旧態依然の刑事のような地道な単独捜査により犯人に迫るその勢いは凄まじい。
単独捜査とはいえ、協力者である女性後輩刑事に接する様子や、上司に対して参考人聴取の許可を得ようとする態度はまさしく青島さんだった。
ドラマ制作班が青島さんをイメージしていたとしか思えないくらいだ。
何度となく涙した。
登場人物に起こる出来事の辛さや事件の悲惨さ、悲しさも当然に涙を誘ったが、何より
ああ、青島さんはずっと現場で頑張っているんだ。
と思うと涙がとまらなかった。
もちろん役名は青島俊作ではない。それでもその人間性や刑事としての職責を全うしようとする姿、そして優しさは確かに青島さんだった。
、、、
ガラパゴスに青島さんがいた。
確かにいた。
青島さんにぴったりなニックネームだ。
キャスティング班も、きっと青島さんのイメージで織田裕二さんを選んだのだと思いたい。
青島さんにまた会えた。
確かにそこにいた。
またどこかで。
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