今、世界は濁りが一挙に広がっています。国連常任理事国として君臨する5大国の内、で対立が激化しています。「戦争はもういい」と言って作った国連が機能しなくなっています。ロシアと中国が「力による現状変更」を強引に進めて、多くの人たちを苦しめているからです。それだけではありません。「自分たちの信ずる神」のために、「他教信者を排除する戦争」や「他民族を奴隷にする国」まで、到底21世紀とは思えない国々が、その野蛮な精神をむき出しにしている時代になりました。
そんな中、毅然と「我が道を行く日本」が今称賛されています。どんなに歴史を歪めて、「自国の利益を最大化する邪道」が現れても、常に「真っ正直で、奸計を用いない。正々堂々と一直線に世界平和を求める日本」が世界の人々の拠り所になっています。米国と言えどもドルを基軸通貨として、石油を牛耳ることで、世界経済を手前みその構造にして繫栄し、欧州も結束して利益を守るエゴイズムの中で、日本は堂々と一人で「不戦の誓い」を守り、【他国を不利にしないで自国の繁栄を求める】と言うおよそ「世界観から逸脱した独自の生き方」を貫いて「G7議長国」を務めました。つまり、日本はG7に「世界平和のリーダー」の在り方を説きました。
あまつさえ「ゲーム」や「アニメ」などを通じて、世界の青少年に「正しい人の道」を目覚めさせ、如何にして「現実世界が歪んでいるのかを悟らせる文化活動に精を出し。国際貢献してきました。振り返れば、そこは悪の大国ロシアとそれに輪をかけた中国とさらにその反対からアジアの覇権を抑える米国の中に在って、「小さな島国が資源もなく繰り返される自然災害に耐えて、戦争もせずに繁栄している奇跡の日本」こそが世界の人々の憧れになっています。世界広しと言えども、これだけ過去の文化遺産や歴史遺産をふんだんに持ち、降りかかる災難に多くの犠牲者を出しながら、その都度より強靭になる対策を開発して、生まれ変わっています。
日本人には「心の故郷」があります。戦後GHQは「日本神話」を消しました。でも神社は残しました。全国津々浦々にある「神社」は伊勢神宮に繋がります。そこに祀られているのは「天照大神」です。庶民だけでなく天皇陛下もお参りになられます。その「天照大神から日本の国が始まった」ことを知らない人でも、みんな国の繁栄と家内安全をお祈りします。文字のない時代には歴史は口伝で伝えることしかできませんでした。でも一生懸命「寄ってたかって数々の神話を後世に伝えてきました。それを大和朝廷が文字起こししたのが「古事記=ひらがなで書いた建国の歴史」と「日本書紀=中国に対して日本建国の歴史を書いた漢文」で一生懸命「国の成り立ち」を書き留めました。
それによれば粗っぽくまとめると、元々「高天原」と言う天上界にたくさんの神々が住んで居て、その中の二人に「地上界に降りて日本を治めよ」となって、その天上界側の窓口が「天照大神」、地上界の窓口が「天皇陛下」となったと言います。その二人から派生して行ったのが日本国民と言う事になっていて、だから2680年以前から、日本人は平等であり、「天は人の上に人を作らず」で、「仁儀礼智信」が守られて、みんなで国を作ってきたと言う訳です。これが、世界一「経済格差は少ない国」になった原因ではないかと言われています。
敗戦後、ロシアに侵攻されて「北方領土」を奪われ、竹島を韓国に奪われ、今尖閣諸島を中国に侵攻され、でも「平和憲法があるから」と言って、アメリカの作った憲法を70年以上にわたって死守し、それでも世界第3位の経済大国として、発展し続けている国。そんな不思議な国を見に来る観光客が日本を絶賛し、また来たいと言い、日本に住みたいと言います。もし日本がなければ世界の発展は50年以上は遅れていただろう」と言う人もいます。どんな苦難がのしかかろうが創意と工夫で乗り越えて、常に進化しています。まさに「無から有を生じさせ」ています。今を時めく半導体でも江戸時代から続く浮世絵の印刷技術やキャノンやニコンの光学技術によってはじめて実現したものであり、日本がなければトランジスタのままの今日だったでしょう。そうしたらGAFAMも違った姿になっていたかもしれません。
今年になって「日経平均株価」が急伸しました。反面、中国経済が急落して多くの失業者があふれています。まさに習近平主席が言う「東昇西降」になってきました。日経平均が上がると言う事は「世界の金が集まってきた」と言う事であり、「世界の期待が集まった」証拠でもあります。日本に任せて「世界の発展に寄与する道をもう一度作ってもらいたい」。「中国に任せたが偽物と粗悪品ばかり作られてコレゴリだ」と言う事なのです。「日本人は神を裏切らない。世界を裏切らない。誠実に謙虚により良い世界を作ってくれる」と信じてもらえた証です。
いくら神話を消しても、日の丸を掲げなくなっても、日本人は初詣に行き、「国の繁栄」と「家内安全」をお祈りするのです。そうして世界に向かって「より良いものを開発して、みんなから信頼されるものを供給して、世界の発展に貢献し続ける。邪なことを考えずにストレートに立ち向かう外連味のない生き方」に世界が日本を必要としている原点があります。自信をもってその期待に応えてあげようではないですか。それこそがバラでも胡蝶蘭でもなく山桜の伝統的な「大和魂」なのですから・・・。
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