深いものなどは何も持っていない。
基本仏教というものに根差しているはず?なので、
確かに仏教なのかもしれないが、
恐らく今回のイスラエルの問題にはなかなか日本では起こりえないことだ。
と、思って日々生活している。
しかし、平準化されるほど、すそ野が広がるほど、格差は広がる。
という私の持論かあすれば、ある程度はうなずける問題でもある。
ここまで来てこのようなことが起こるのはある意味、
信じていたことを、裏切られたくない気持ちそのものでもある。
人々はいつか全員が分かりあえる何かを求めている。
イスラエルから30年近くこの問題に取り組んでいるのがOrphanedLandというバンドだ。
この30年で、彼らは3つの宗教を描いてきて、
そして、最後に取り残される人々を常に映してきた。
子供や王、そして、人間に焦点を当ててきた。
その最初の強烈なメッセージが2004年にすでに提唱されていて、
「取り残された子供の声を聴け」という痛烈なラストで閉じられる。
(本アルバム全体では、最後に綺麗な虹がかかるのだけど。。)
その後もいろんな立場における取り残されるものについて、描いてきた。
しかし、それから20年経とうとして、なお、活動を続けるこのバンドが、ここまで提唱しても、この3つの宗教が相容れることが無いのだとしたら、音楽の力などは無力なのかもしれない。
それでも希望を持って生きていくために、もし、敢えてこの3つの宗教が相対する必要があるのなら、それが人間としての宿命なのかもしれない。
私たちの心の中には、常に相容れないものがあり、他の人たちにもそれがある。
音楽は、それを単に分からせてくれるものでしかない。
それでも・・・。
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