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2023年10月08日05:30

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ネバー岐阜"アップ市民目線でつづる人吉球磨旅記

HASSNBAさまから球磨川沿いを東へ、肥薩線の球磨川第三橋梁(きょうりょう)方向へ歩いていくと、真新しい「武者返し造り」の金文字

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武者返しって、なんだか熊本城の代名詞のような言葉。石垣の上に行くほどに傾斜が増して、武者を寄せ付けない、武者を返す、の意があるとか

もしも登山家が見たら「アルプスっぽい」って感じちゃうかもです

というのも、日本の山はざっくり言っちゃえば「すそが崖になってて、上に行くほどなだらか」

それに対し、アルプスは逆に「すそがなだらかで上に行くほど崖になってる」のが特徴。つまり「武者返し的」なわけです

日本にありながら、日本の山でありながら「アルプス」の名を冠する日本アルプス、なかんずく北アルプスの上高地・穂高岳あたりは、まさにそんな地形になっていて(私の岳沢の動画でもそれを感じてもらえると思います)。そんな地形からも「日本アルプス」と命名されるゆえんになったのでしょうね

武者返しはその造りから「命を奪いにくるものを寄せ付けない」働きをしてくれるよね。今風に言えば「命を守るためのとりで(砦)」になるでしょうか

氾濫を繰り返し、時に人吉の人々を苦しませてきた球磨川の大水

その堤防に貼られた金文字

人吉の復興をひたすらに祈る人々の「絶対に全員災害になんか負けない!」熱い思いに涙


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