花粉症の原因はスギ花粉だけではありません！

私はハウスダスト、スギ、ブタクサ、ヒノキ、イネ科などによる花粉症の重症患者だったのでオールシーズンでした。杉を伐採しただけでは花粉症を解決することは出来ません。
もし杉を伐採して解決出来ると思っているのなら無知にもほどがあります。
下記飛散例参照。


準減感作療法で完治し花粉症から生還した私に言わせれば、「増税クソメガネ」の花粉症対策は「やってます感」満載で国民騙しのパフォーマンスでしかなく、税金の無駄遣いです。

花粉症の治療は準減感作療法や舌下免疫療法などの免疫療法が有効です。杉伐採は原因の一部に対する膨大な費用のかかる対策です。

それと私の場合、花粉症治療を始めた初期の頃は、アレルゲンを皮下注射する免疫療法を行っていました。1番ひどかったアレルゲンであるハウスダストを1年間注射した結果、ハウスダストダストアレルギーは完治しましたが、スギ、ブタクサ、ヒノキ、イネ科などによる花粉症は相変わらずひどかったです。
たまたま転勤で東京に引っ越した先のクリニックで準減感作療法を長期に渡って地道に行った結果、全てのアレルゲンに対してアレルギー反応が出なくなりました。

このように、花粉症患者は1つのアレルゲンだけでなく、複数のアレルゲンに対して花粉症を発症しているケースがとても多いので（アレルギーの血液検査でなんのアレルギーを持っているかは簡単に分かります）、スギ花粉だけの対策ではあまり効果はありません。

厚労相に正しい花粉症治療の情報発信を指示するとか、総理としてやることは他にあるだろ（怒）！、です。
だいたい、このパフォーマンスを考えて総理に提案した無知なブレーンは誰なんだ！

元花粉症患者として、今回は岸田総理とブレーンに対して、本気で怒りを覚えています。


■首相「花粉症対策、集中的に」　スギ伐採の重点区域を年度内に策定へ
(朝日新聞デジタル - 10月07日 19:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7589901