かつて文学は、人と「物」との協同によって生まれていた。しかし、いつからか「物」はどこかに追いやられてしまった。小説はずいぶん前に物語であることを止めた。最後の砦だった童話の世界からも物語の痕跡は消えつつある。物語性を失った話は単なる「作り話」に過ぎない。現代文学はいつしか、「物語」ではなく「作り話」にその座を譲った。
「物」という文字を古語辞典で調べると、物体、物事、人、という常識的な意味のあとに超越的存在という言葉が続く。「物語」とは、人間以上のはたらきの介入によって生まれる言葉にほかならない。
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(Sirabee - 10月07日 19:30)
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