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2023年10月07日19:00

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「夜明けのうた」と「橙」

まだ暗い朝に「夜明けのうた」(yukaD)を聴いてやさしい気持ちになり一日がはじまる。
今にも暮れそうな夕方に「橙」(内田万里)を聴いて気が遠くなり一日が終る。

yukaDを好きになったのはもう15年も前で。2008年のostooandell、「君はまるでダンスしているみたいに」を聴いた時。
くせになるメロディー(とくせになるPV)のするめソングで聴けば聴くほど好きになった。

内田万里を好きになったのは一昨年、2021年。再放送していたドラマのオープニング、流れてきたふくろうず、「いま何時?」を聴いた時。
ひどくキュートで最高にかわいらしくて、ぼくはひと聴き惚れした。

どちらもその時のぼくの、一等好きなyukaDと内田万里だった。

二人ともバンドの時から自分で作詞作曲をするタイプのボーカルだったから「君はまるでダンスしているみたいに」も「いま何時?」もyukaDの曲だし内田万里の曲だから、その後、ソロでリリースした曲とぼくは単純に比べてしまっている。

そして、yukaDは「夜明けのうた」で、内田万里は「橙」で、それぞれぼくの一等好きなyukaDと内田万里を更新した。

「夜明けのうた」はやさしい。収録アルバムの「Exhibition」は名盤だけれど「夜明けのうた」は抜けて良い。
“just begun 夜明けのダンサーに魅せられて燃えるファイヤー”
“just begun 夜明けのバーテンダーに起こされて気づくマイハート”
yukaDの、やはりやさしい声で、夜明け前、ぼくはゆっくりとこころのアクセルを踏み込む。

「橙」はせつない。内田万里はライナーノーツのような日記で”ナンセンスではありたくない。ナンセンスだけはいやなんだよな。”と語るけれど、ひどく切ないメロディーに内田万里のはかなげな声で、”どうせDIE、死ぬだけ。”、”心が腐っていく感触がある”訴えかけるように歌われると、死にたくなる。
だけど曲の最後のフレーズ。”死にたいとかは、ナンセンス!”に、ぼくは死ぬことのナンセンスを思う。
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