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2023年10月05日17:22

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共産党、異質で不誠実な足跡

■共産、来年1月に党大会=幹部人事が焦点
(時事通信社 - 10月05日 16:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7587161


共産、異質で不誠実な足跡

共産党のホームページによると、共産主義とは「資本主義をのりこえて、さらに発展した社会」で資本主義の「自由・人権・民主主義、生活と権利を守るルール、個性の発展」を引き継ぎ「さらに開花させる」と言う。

一方、共産党の開祖、マルクスとエンゲルスは『共産党宣言』(1848年)でこう記述する。
「共産主義者は彼らの目的は、既存の全社会組織を暴力的に転覆する事によってのみ達成できることを公然と宣言する」「革命=暴力」である共産主義の本質を表した言葉だ。そして世界革命を目指したソ連の下、100年前にコミンテルン(共産主義インターナショナル)の日本支部として誕生したのが日本共産党だった。

最新の党史『日本共産党の八十年』(平成15年)は「誕生の時から、民主主義と平和の旗をかかげ、その後も、この立場で一貫して奮闘しました」と強調する。だが、その負の歴史を見ると、控え目にいっても無理がある。

例えば24年間も議長を務めながら、平成4年び「ソ連のスパイ」として除名された野坂参三だ。かつての英雄も除名後の八十年史では「保身をはかる為にスターリンの不当な弾圧に加担する立場に身をおとした」と評価が激変した。
だが、共産党自体がソ連やソ連で独裁を敷いたスターリンを絶賛していた事実は消えない。
党機関紙『アカハタ』(現しんぶん赤旗)は過去に際し、昭和28年3月9日付けで「スターリンの遺志をつがん」と掲載。首相のフルシチョフによるスターリン批判で粛清などの横暴の詳細が判明したとはいえ、党委員長を長く務めた宮本顕治はスターリンの死去後の34年5月の党雑誌『前衛』でソ連をこう絶賛した。「共産主義建設の不滅のとりでが地球の上に確固としてきずかれた人類の新しい勝利」と。

令和4年2月12日付、『“自衛隊は違憲”』と、しんぶん赤旗にこんな見出しが躍った。
自衛隊が違憲と断じる看板が老朽化し「新しく作り直した」とする記事である。このような事を嬉々として紹介する姿勢からは他党にはない異質さが浮かび上がる。
共産党は令和3年10月の衆院選で立民と共闘した結果、比例票は24万票減、2議席減となった。よく11月の党第4回中央委員会総会で、志位委員長は「『安全保障・外交政策が違う政党が組むのは野合』といった攻撃が吹き荒れた(から選挙で負けた)」と強調した。選挙敗北は党の責任ではなく不当な攻撃のせいだとの主張だった。
ただ、新看板への態度を見る限り不当と一蹴する事は出来ない。共産党は綱領に「日米安保条約の廃棄」「自衛隊の解消」と明記している。2月公表のリーフレットでは「今すぐ自衛隊をなくそうなどとは考えていません」と説明するが、国民の命を最前線で守る組織を違憲視し、いずれ解消するとの主張に変わりはない。

2月22日付の赤旗は『集団的自衛権を容認した安保関連法の廃止と外交努力が最も現実的』と訴えた。外交努力をあざ笑うロシアの一方的なウクライナ侵攻を目の当たりにした国民には日本共産党の言はもはや不誠実過ぎて信用できない。


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