岡田斗司夫さん、オタク文化評論家? SF関係プロヂューサー? 実際特殊なアニメ映画「オネアミスの翼」を製作しましたし、学科は知らないですが、東大でも講義を持っていたそうです。
いくつもの評論や講義をユーチューブで聞いていて、確かに物事をよく考え、調べ、分析し、楽しいお話をしてくれるなー、と感心しています。
しかし経歴を聞いているうち、「ああっ、あの時の人がこの人かー!!」と思い当たったのです。
それは大阪環状線“桃谷駅”付近で開いた“ゼネラルプロダクツ”と言う店でのことです。
岡田氏はSF映画、マンガ、アニメ関連のグッズ販売をするお店の主催をしていた、、そして私はオープン直後にその店を冷やかしに行って、さらには店長さん的な人と話した、それがこの方だったのです。
私はもっとSF映画やその他キャラクターや関連グッズを扱っているのかと思って出かけたのですが、Tシャツや印刷物やその他2次元的なものばかりだったので、ガッカリして
帰ったのでした。
そして昨夜、ユーチューブチャンネルで「今回は特別です!」と話し始めたのが映画“ブレードランナー”についての評論でした。
私はこの映画を見て会社を辞めた人間です。
「こんなに素晴らしい映画を作る人達がいる中、私は何をやっているのだろう?!」が理由でした。
その後この映画の多分全てのバージョンを、恐らくビデオも含め100回近く見てきた、と思います。
日本初回公開バージョン、アメリカ公開バージョン、ノーカットバージョン、ディレクターズカット、ファイナルカット、恐らく全部でしょう。
関連書籍も色々読みました。
「その私に2時間語る!?」
確かに聞く価値のある内容でした!!
ハリソン・フォードがこの映画を嫌った理由。
登場俳優達の実際の姿。
物語がああなった理由。
その他はすでに知っていました。
さらに私しか知らない(今ではネットのお陰で知られていますが)映画の秘密
●エイリアンに使われた映像が使いまわされているシーンがあること
●編集はほとんど同じだがアメリカでのビデオ版ではナレーションがカットされ
その不親切さがさらに映画をクールに見せてくれたこと。
その他です。
しかし、岡田解説で一番感動したのが、レプリカントのボス的存在“ロイ・バティー”
が死の間際最後に語った詩的なセリフが“ルトガーハウアー”自身のアドリブであった
ということでした。
本当によく調べ上げてくれました。
私のブレードランナーウンチクに拍車がかかった、というべきでしょう。
最後に、タイレル博士役の俳優さんが、まったくセリフが覚えられなかった、と言うのが笑えました。
これもハリソンフォードがこの映画を嫌う原因だったようです。
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