静嘉堂文庫美術館で今日まで開催中の「あの世の探検―地獄の十王勢ぞろい―」に行って来ましたー
秋ということもあって、ガシガシ行くどー
まあ、全然涼しくはなってないんで秋って感じしないですけどね…
静嘉堂文庫美術館には以前、曜変天目茶碗を見に二子玉まで行きましたがこちら、最近、丸の内に引っ越してきたんですよー
ありがたし!
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二子玉は遠かったし、駅からはさらに遠く、バス停からも遠かったからなー
ぶっちゃけ、このイベントが二子玉開催だったら行ってなかったね…
なんでも、創立者の岩��彌之助が静嘉堂の設立当時から、近代的なビジネス街にミュージアムを作りたいと言ってて、その夢がついにかなったとのこと。
よくわかないけど、ありがたし!
こちらは東京駅から5分ちょいのビルの1Fに入っています。
いい場所空いてたねー
1Fというのが実にいい!
ってあれ?ここは見覚えがあるなー
と思ったら、ウルフギャングの入ってるビルだった!
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こちらは予約+当日券というスタイル。
でも予約が売り切れていないので、空いてるのかなーと当日券でアタック!
うん、空いてるー
あんまり大きくない美術館なので、こんなもんかなーと。
で空いてるのを確認して、一旦カフェで休憩。
ほんと暑くてヘロヘロだ…
しかし、当然ながら混んでる!
どうにかテラス席が空いてるところがあって、いあ、テラスじゃ涼しくないしなーと中を確認してもらったら1席空いてるとのこと。
ラッキー
でも、その時に店員さんが「雰囲気を確認してもらって、決めてくださいね」と意味深なことを言った。
んんん? いあ、涼しいほうがいいでしょ!と特に確認することなく中へゴー
………クソうるせー!!
向かいの席が合コンでもやってるのか?ってぐらい騒いでる。
ゲラゲラ笑うわ、バンバン手を叩くわでやりたい放題。
「げ、下品な女だ……でかい声で…」
奥の席では赤子がフィーバー
…動物園か、ここは…?
しかも、エアコンも全然効いてないという地獄…
こここそが地獄か!?
こんなことならテラスにしとけばよかった…
と散々な目にあって、凹みながら入館。
こちらは中央が休憩スぺース(ホワイエ)になっていて、その周りに展示会場があるという変わった作りになっています。
しかし、休憩スペースゾーンが広い!
場合によっては、ここが展示会場になるんだろうねー
見ては休憩、見ては休憩といったことが可能なので、年配に配慮してるのかなー
逆に周りの展示会場も全部つながっているので、休憩スペースに戻ることなく見ても回れるというー
なかなかに考えられたスタイルで面白い。
で今回は休憩スペース(ホワイエ)と第3会場が写真撮影可とのこと。
ちょいケチんぼ。
と思ったらメインの十王図他は第3会場なのがナイス!
まずは休憩スペースからー


●金剛観世音菩薩立像
ほほうーお土産サイズ
鋳造とはなかなかレア
しかし、時代が北魏・正光とな!?
西暦521年だと日本には歴史がない時代…
流石、中国! というか中国の作品が多いのね


●青銅如来・力士像
如来の脇侍に金剛力士はレア!
出来もなかなかに素晴らしい逸品
自動ドアをくぐって、いざ中へ!
●釈迦如来像
ソロの釈迦の絵ってなんか貴重ー
と思ったら本来は脇侍2人(普賢菩薩・文殊菩薩)の絵もあって。今回は釈迦だけ展示してるだけだった…
五色の雲が〜とか書いてあるんだけど、暗くてわからん!
●苦行釈迦図
これは苦行感ある!
表情もそうだけど、ヒゲがいい味出してるー
この苦行の後に苦行など無意味!って悟るんだよねー
●水月観音像
レアな形態だなー
観世音菩薩は状況に合わせて、33の形態にモードチェンジ出来るんですよねー
この白さは氷… アイス観音!
(サンプルの画像しか見つけられなかった…)
●阿弥陀来迎図
仏ビーム!!
蓮の葉に乗った上に雲に乗ってる!
雲on蓮on阿弥陀!
●釈迦十六善神図
オリンポス16闘神ならぬ釈迦十六善神!
全然知らないなー
調べてみたら四天王と以外に玄奘三蔵とか深沙大将とかも入ってるんだなー
深沙大将って怖い系だけど善神だったのか!
●千手観音二十八部衆像
こちらはさらに多い!
二十八部衆は三十三間堂のが有名ですねー
恥ずかしながら二十八部衆が千手観音の眷属であることを初めて知ったー
だから三十三間堂にはあんなに千手観音がいるのか!
とりあえず左上に阿修羅王がいるのだけはわかった
●如意輪観音像
色気がスゴい!
背景は荒波なんだけど、それに目が行かない!
ここから第3展示室

●金剛阿弥陀如来坐像
見た瞬間に鎌倉の大仏にそっくりだな、これ
と思ったら、それの模像とのこと やっぱりな!
うん、なかなかの出来栄えじゃないでしょうか?

●十王図・二使者図及び地蔵菩薩十王図
ででーんとこちらが今イベントの目玉・十王図也!
って13幅? 十王なのに? と思ったら「二使者図」+「地蔵菩薩十王図」で+3と






想像していたのよりもデカし!
ド迫力パワー!
しかし、これが残念なことに順番がバラバラ…
右端が第九の都市王(一周年)なので、んん?左端から見るのか?
と移動するも第六の変成王(六十七日)
わけわからん…
普通は第一の秦広王(初七日)から第十の五道転輪王(三周忌)まで順番に並んでるもんだと思おうんだけどなー(今まで見てきたのはそうだったしー)
十王は奈良の長岳寺
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鎌倉の円応寺(こっちは仏像)
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そこは残念だけど、物自体はなかなかー
十王に目が行きがちだけど、重要なのは下のところ。
ここが亡者が地獄の責め苦を受けてるところなのだ!
上部の役所っぽい雰囲気なのに対して、下部では機械的に淡々と刑が執行されていく
このギャップがたまらん!
実にシュール!
あと十王の顔がそっくりだけど、別人なので注意!
個人的には第十の五道転輪王が1人だけ名前の方向性が違って、最後の人なんだなって感じがするのが好きー

●兜跋毘沙門天立像
兜跋毘沙門天立像といえば東寺のが有名だけど、これもそれなりにー


●十二霊獣図巻
こちらはかなり貴重な霊獣(益獣)の絵ー
へーまったく知らない人ばっかりだなー
個人的には詳しいほうだと思うんだけど、全員ほぼ初見!
凶獣(四凶)とかは有名だけど、霊獣だと四霊とか四聖ばかりが突出してて、こういう小粒(?)な人たちは知られていないんだなー
特に九尾の狐ならぬ九頭九尾の狐の龍蛭(ろうてつ)は面白い!
嬰児のような声で鳴くとのことだけど、一斉に鳴かれたら地獄だな…
静嘉堂のXによると
9つの頭と尾、虎の爪を持ち、幼子のような声で鳴きます。人を食べるようですが、9つも口があると、どの口で食べるか悩みそうですね
…いや、益獣じゃないんかい!
●幽霊図
幽霊感なし!
いや、この薄さが幽霊っぽいか?
源応挙落款とのことで、はっきりと応挙策とは書いてないんだけど、
確かに足はないっぽい
というか、そもそもが薄くてよく見えないんだけど…
●普賢菩薩像
6本牙の象!
こいつは強い!
……いや、そうでもないか?
●江口君図
こちらははっきりと円山応挙作とのこと
言われてみれば、美人画だけど幽霊っぽさはあるかなー
というか象に乗ってるシチュがシュール
解説によると、この江口君が左の(上の)普賢菩薩になったのだとか
さから白象に乗ってるのね
●曜変天目(稲葉天目)
2度目の対面ー
イベントとはまったく方向性が違うので、すんごい浮いてる…
展示もスゴく雑だし、じっくり見てる人もいないという…
もっとピカピカ光るように、光線当てたりしてほしいなー
こじんまりとしているので1時間もかからずに終了!
空いてて快適だったー
これくらいの混み方が理想的だねー
内容自体はわかってはいたけど、地獄分が薄い…
十王並べて地獄です、って言われてもなー感はあるね。
わるくはないんだけど、やっぱり物足りなし。
逆に仏画のほうは結構よかった。
今にして思えば前に行った「地獄絵ワンダーランド」はよかったなー
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1962371836&owner_id=24710353
あそこまで地獄を堪能できるイベントはそうそうない!
そう考えると今回のはぬるかったー

まあ、東京駅からすぐ行けるってのは実に便利。
この立地はほんとスゴい!
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