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2023年09月09日08:15

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期間限定上映「爆竜戦隊アバレンジャー 20th 許されざるアバレ」見ました

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9月1日から期間限定上映された「爆竜戦隊アバレンジャー 20th 許されざるアバレ」を初日に見てきました。
「爆竜戦隊アバレンジャー」は2003年に放送されたスーパー戦隊シリーズ第27作で今年で20周年を迎えるので20周年記念のVシネクストが製作されたというわけです。

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上がそのチラシです。
スーパー戦隊の10周年新作Vシネクストは第26作の「忍風戦隊ハリケンジャー」のキャストが企画し熱意を持って東映に働きかけて実現したのが最初で以降はデカレンジャー、ゴーオンジャー、ゴーカイジャーなんかが製作されています。
製作するためには放送10年後にメンバーが揃う事ができることが重要で例えば誰かが役者をやめていたりあるいは大人気俳優になっていたりしたら(シンケンジャーは無理でしょうね)実現しないわけです。もちろんキャスト全員のやる気も大事でゴーカイジャーなんか人気俳優となった山田裕貴が出演したから実現しました。
で、そのハリケンジャーのメンバーが20周年にふたたびVシネマを作りました。その影響を受けて10周年の時にはできなかったこの「爆竜戦隊アバレンジャー」の20周年が作られたわけなのです。
正直言って「爆竜戦隊アバレンジャー」に関してはそれほど突出しておもしろかったわけでもないし今回の企画もハリケンジャーの企画があってそれに便乗したような感は否めません。
で、初日に席を取ろうとしたらガラガラでした・・・この手のスーパー戦隊、ライダーのVシネマの限定上映の初日でここまで席が空いてたのは初めてです。まあたしかにアバレンジャーはそれほど人気もなかったですからねえ。
普段なら上映時刻の15分前まで席をとることが出来ない東映の株主優待券で30分前に行っても席取れましたから(笑)。

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見た感想はまあ無難にまとまっていたけどやはりいろいろと無理はあるかなあと言った感じでした。
ハリケンジャーの20周年Vシネマが作品の特性を活かして江戸時代にタイムスリップして先祖のハリケンジャーを描くという話にして20年という年月を感じさせなくしたのに対してアバレンジャーでは20年後ということを強調して時代の変化、主人公たちが年を取った四十路のヒーローであるということをわりと押し出した作りになっていました。
20年経って冷凍保存されていたトリノイド第24号アバレゲッコーが復活してそれにアバレンジャーが立ち向かうわけですがそのアバレンジャーの行動がいろいろとコンプラの厳しい世間からの非難に合うという展開。
はっきり言ってアバレンジャーは20年前の本放送から見ていないので漠然としか覚えてないのですが確か爆竜たちとブラックはダイノアースに帰っていったはずです。仲代先生が死んだことだけは印象的でしたが。
で、たしかゴーカイジャーの時にその後が描かれていて当時高校生だったえみポンとブルーが結婚していました。そしてその後の他作品にも数多く登場していたのが最終回まで生き残ったトリノイド12号のヤツデンワニですね。たしか事業に成功して社長になっていましたね。
ほんとアバレンジャーの一番の印象は「恐竜や」とヤツデンワニなんですよね(笑)。

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で、後日談を作るにあたっては仲代先生をいかにして生き返らせるかが考えなければならないところなのですが今回アバレゲッコーの能力によって復活します。しかも作品中盤のゲームを楽しんで悪事を働いていたころのアバレキラーを。
このアバレキラーに関してはTVシリーズでは本当に悪事を働いていてよくある洗脳されてとかではなく自ら行っていたわけでだからこそ最後まで仲間になることはなく、その悪事は改心しても許されるものではなく死んで消えていく最期を迎えました。
だから今回もインフルエンサーでアバレンジャーに恨みを持つ社会学者五百田葵を使ってSNSを使ってアバレンジャーを糾弾するのです。
そんな状態で苦戦し落ち込むレッド、ブルー、ブラック(さりげなく帰ってきてる)のところにらんるが帰国し地球の水を宇宙に排出しようとするアバレゲッコーと戦います。アバレゲッコーが蓮華の利尿作用の能力でアバレンジャーの尿意を催させたり、地球のおしっことして海水を宇宙に排出したり全体的な雰囲気は明るくギャグよりな作風になっていました。
で、結局ブルーが葵の誤解を解いて(このあたりほんと無理矢理感満載!)葵の応援がネットで広がる事でアバレゲッコーの力が弱まったり、凌駕の説得によって仲代先生が最後の頃を思い出したりして最後は5人のアバレンジャーとアバレゲッコーの対決になってアバレゲッコーを倒します。
ところがここで定番の巨大化となってピンチのアバレンジャー。ブラックのやってきた時空の穴が小さく爆竜たちはこの世界の来れないという・・・

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まあ要は20年経って着ぐるみもなくロボ戦ができないわけですな。そこでアバレキラーのペンタクトに集められた人々のアバレンジャーへの想いとアバレンジャーと爆竜たちのパワーを受け取ったアバレッドが超爆竜プレートを使ってアバレマックスを越えた奇跡の「超アバレマックス」に変身しCGを駆使した爆竜たちの力で巨大化したアバレゲッコーを倒すのです。
事件が解決しアバレキラーも再び消えアバレンジャーたちのところへアメリカから伯亜舞が帰国してくるというラスト。当時5歳だった舞役の板野真弥さんが成長した姿で登場したのはなんか感無量でした。
そしてエンディングはおなじみの串田アキラさんの「We are the ONE ?僕らはひとつ?」に合わせてキャスト全員のダンス。この曲が流れたらほんといろいろと無理矢理な感じは否めませんでしたがこれがアバレンジャーだなあと思ってなんかすごく嬉しかったです。

入場者プレゼントは「週替わりARトレカ」です。

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カードは2種ずつ、3週にわたり合計6種で1週目(9月1日〜)は「伯亜凌駕/アバレッド」カード「三条幸人/アバレブル―」カード、2週目(9月8日〜)は「樹らんる/アバレイエロー」カード、「アスカ/アバレブラック」カード、3週目(9月15日〜)は「仲代壬琴/アバレキラー」カード「三条笑里/ヤツデンワニ」カードとなっています。

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銀色の袋に入ったブラインド仕様で初日なのでレッドかブルーということになりますが開けると「伯亜凌駕/超アバレマックス」でした。

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パンフレットです。A4版横開き中綴じ24Pで1000円になっています。スーパー戦隊のVシネマはこの仕様が定番になっていますね。
前半か簡単なストーリー紹介とキャラクター紹介になっています。
そうそうアバレンジャーを糾弾する「朝まで生テレビ」の場面の渡洋史は正直要らん!と思ったわ。別に戦隊の人でもないし彼のためにこんな役作ってそれがまったく作品には生きていないという「誰?」感がなあ。
そして後半はキャストスタッフのインタビューになっています。
キャストは伯亜凌駕役の西興一朗、三条幸人役の冨田翔、樹らんる役のいとうあいこ、アスカ役の阿部薫、仲代壬琴役の田中幸太朗、三条笑里役の西島未智、そして今回のオリジナルキャラ五百田葵役の大友花恋のインタビューが載っています。
アバレンジャーのメインライターで今回の脚本の荒川稔久氏のインタビューによるとほんとTVシリーズを拾ったいろんな案が出た中で20年の社会の変化としてハラスメントというのをテーマにしようということになったんだそうです。そしてやはり仲代壬琴をどう復活させるかというのに知恵を絞ったそうです。
木村ひさし監督は特撮作品をあまり撮った事はないのですがアバレンジャーが好きだったという事でアソシエイトプロデューサーでもある主演の西くんの依頼で参加したそうです。だからこそオープニングやエンディングが曲もそのままで画面も妙にTVシリーズをリスペクトしたものになっていたんですね。

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劇場グッズはこんな感じで来年3月にはBDも発売され「超爆竜プレート」の付いた限定版もあるそうです。

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「クリアファイルセット」
キービジュアル絵柄のものと変身後のアバレンジャー絵柄のものの2枚のA4クリアファイルのセットです。

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「ミニタオル」
デフォルメ絵柄のミニタオルです。SD絵柄のものが欲しかったので。

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「アクリルスタンド 超アバレマックス」
やはり今回のアバレッドのオリジナルフォームである超アバレマックスのものが何か欲しかったのでアクリルスタンドを買いました。

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「アクリルキーホルダーコレクション」
全6種類のブラインド仕様で1個買ったら「アバレッド」でした。ちょうどよかったです。

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「恐竜や ポーチ」
アバレンジャーと言えばやはり「恐竜や」ですよね。今回もタンブラーやカトラリーセットもあったのですが実用的なこのポーチにしました。

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