妄想の世界　その３

　　　「妄想の世界」　

　　　その３

生きている人間にも霊能者が居る。
幽霊が、色々と話し掛けたが、信じてはいなかった。
で、何故か、俺に話しかけて来た。
言いたくは、なかったのだが、真実を教えた。
だが、多分言えば、誰も信じないだろう、信頼感を無くすだけだろう。
言えば、言うほど信じて貰えない。
で、病気だと思われる。
そして「早く精神科に行きなさい」なんて言われる。


霊界の世界には、神と言う名の悪魔が居た。
霊界の人間を思いのまま、操ったり、我欲、我欲で、信じられない世界も作っていた。
そして、純正悪魔も居た。
悪は、歴史の中で、ランダムに生まれる。
善もランダムに生まれるのだが、あまりにも、ひ弱なのだ。
だから悪に翻弄される霊界人が多く居る。

で、俺たち兄弟は、その悪と戦い、神と言う名の悪魔を滅ぼした。

物には、生きている肉体の物体と霊界の物体が、一体化している。
で、下界では、昔、一体化しているから霊界の物を取る事は、出来なかった。
だが、兄弟のひとりが、その物体の霊界の物を取る方法を教えた、だから下界に居る霊体は、物を取り放題なのだ。
だから腹が減ったらスーパーマーケットやコンビニの弁当を食べている。
勿論欲しい物は、何でも手に入る。
衣服もステレオなども、何でも。
ただし、スマホは、電波が無くて使えない。
そして下界では、何でも手に入るので、お金は、必要とされていない。
黄泉の国では、お金は必要だが、下界では、お金そのものが無いのだ。
だから下界は、ある意味天国なのだ。
無いのは、パチンコや、カラオケ、コンサートくらいかな。
図書館や映画館も有るし、温泉もタダで入れる。
まあ、ドスケベが、のぞきをしているが（笑）