■8月31日の満月はスーパームーンでブルームーン 今夜とあす夜の天気は?
(日本気象協会 - 08月30日 09:46)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=7543096
気象協会さん、ちゃんと調べてください!
月に2回満月があったときの、2度めの満月をブルームーンと呼ぶ、というのは、有名な嘘です。
これはSky and Telescope誌が1946年に出した誤認記事で、その後1970年代に入ってから訂正記事が出ましたが、後の祭り。このウソ情報が普及してしまいました。
本来のブルームーンは農事暦に由来し、次のように定義されています。
1年を二至二分で分けて春夏秋冬とする。
一つの季節内には、通常、満月が3回来るが、稀に4回になることがある。
満月には名前がつけられていて、春夏秋冬それぞれの季節ごとに、季節の1番目、2番目、最後の満月には「**ムーン」という名前が与えられているが、満月が4回あると、3番めの満月が「名無しの満月」になってしまい、この満月を「ブルームーン」と呼んだ。
直近では2021年に「本物のブルームーン」がありました。
「スーパームーン」が話題になるようになったのは、2009年頃から。当時は、「その年に起こる満月の中で、一番地球の近くで起こる(一番大きく見える)満月」とされていましたが、最近では「近地点通過時刻の24時間以内に起こる満月」と言う定義もあり、それに従うと、今年は3回、スーパームーンがあります。
ブルームーンもスーパームーンも、天文学的には全く、重要な意味を持ちません。
どちらかと言うと、占いやスピリチュアルの人が賞用したり、天文マニアがお遊びで楽しんでいるものです。
その辺をまとめた記事も紹介しておきます。
https://allabout.co.jp/gm/gc/457009/
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