mixiユーザー(id:6084585)

2023年08月29日15:25

23 view

『MINAMATA−ミナマタ−』『水俣曼荼羅』

『MINAMATA−ミナマタ−』
監督:アンドリュー・レヴィタス

テレビの録画。
ジョニー・デップがプロデュース。
Ten Years After「I'd Love to Change the World」が流れ、吉田喜重風味もあるモダンな映像で始まる。
センスがいい。

ジョニー・デップが写真家ユージン・スミスを演じていて、
出演する日本人も、美波、浅野忠信、加瀬亮、真田広之など、おっしゃ、って感じで、洗練された映像でした。

最後の、いろんな公害がワンカットずつ流れる中で、福島第一原発事故も入っていた。ありがとう。


『水俣曼荼羅』
監督:原一男

テレビの録画。
6時間ごえのドキュメンタリー
これは昨年か今年の春に観た。
おもしろかった。
もちろん、内容は不愉快です。
政府と企業と被害者や支援者の対立、公害被害者の分断、だから。
組織や企業は自分の行いが間違っていても認めないし責任を押し付け合う。
その圧やごまかしにずっと物申し続けるって大変だってことがきっちり描かれている。
ユーモアもある。人の営みが描かれているので。
でもまー、しんどいよね。
しんどいけど、間違ってるものや認めようとしないものに対しては、物申していける自分でありたいな。


今の、汚染水放出のこともあり、
やはりこれからどういう影響があるのかな、と不安になる。
少なくとも、害のある物質を、わざわざ、人間が生み出す必要はない。
原発、いらない。
自然の中で暮らせるよう、人が我慢するか、工夫すべきであって、有害物質やゴミを増やしていいわけがない。

日本政府には不安しかない。
どうすればわかってもらえるのかな。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する