朝ドラ「らんまん」で、かつては万太郎を小学校中退と忌み嫌い、植物学教室から追い出そうとした徳永が、まさか万太郎を植物学教室に助手として迎え入れるようになるとは驚きです。
万太郎に文学の教養があったことが文学好きの徳永に好かれるきっかけとなり、万太郎の運命を好転させたのは正直驚きです。
「スカーレット」(2019年後期)以降の朝ドラは、文学のオマージュ的な描写があり、その極みが前作「舞いあがれ!」の梅津貴司だと思いましたが、視聴者に文学の理解を深めさせようとするなら、本作のようにうまく出来ないのかなぁと思ってしまいました。
(特に「スカーレット」でヒロイン・喜美子が「大卒初任給の1/6」で働かされるのは、時代考証的に最低賃金法がなかったからではなく、Wikiで実は文学作品「路傍の石」のオマージュというのを見て正直呆れてしまいました)
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