カエル日記【その14】

カエルちゃんたちは皆元気です。
しかし、3日に一度餌をやるのですが、それぞれに気まぐれで食べたり食べなかったり。
安定しているのはシュレーゲルアオガエルの大きい方（ゲル大）とモリアオガエルのメス（モリさん）のみ。この2匹はためらうことなく人工餌に食いつき、もりもり食べます。
モリアオガエルのオス（モリ君）もまずまず。人工餌を食べてくれます。この前は2個食べましたが昨日は1個しか食べないので、コオロギをあげたら食べました。

ニホンアマガエルの大きいの（大アマ）と小さいの（小アマ）は、長らく人工餌を食べていたのですが、最近食べなくなってしまいました。一応食べるそぶりは見せるのですが、少ししか食べなかったり舐める程度だったり。
小アマはコオロギなら食べるという感じなのですが、大アマはコオロギすら食べません。夏バテで食欲不振なのでしょうか。
アマ2匹は、一時期餌を与えすぎたせいでだいぶ太っていてダイエットが必要なので、今日はコオロギは与えませんでした。痩せるといいんだけど。

問題はシュレーゲルアオガエルの小さいの（ゲル小）で、人工餌を頑なに拒否。それでも先日は、しつこくしつこく目の前で餌をぶらぶらさせたらなんとか食べてくれたのですが、昨日はダメでした。2回ほど食いつくそぶりは見せましたが、口に入れようとしない。
しょうがないのでコオロギの体に人工餌をまぶしたというか巻き付けたのを与えたら食べましたが、口からはみ出た人工餌を飲み込まないのです。
皆安定して人工餌を食べてくれるようになったら、コオロギを買わなくて済むんだけどなあ。

昨日小さい方の飼育ケース（モリさんとモリ君以外の4匹が入っているケース）をのぞいたら、ゲル大小と大アマさんがポトス（観葉植物）の葉っぱの上に乗って顔を突き合わせて、まるで井戸端会議をしているようでした。たいへんにかわいらしい眺めでほのぼのしました。
やはりポトスは必要。しかも多い方がいいらしいとわかったので、今日はちょっと足してみました。

「ポトス」と一口に言っても種類がいくつもあって、今育てているのは「ゴールデンポトス」。緑の葉っぱに黄色い斑（ふ）が入った綺麗なポトスです。安くてよく出回っています。
飼育ケースの中で萎れてもすぐ足せるように、多めに水栽培＆鉢植えにしています。
しかし、鉢植えの方が葉っぱが異様にデカく茎も太く立派に育ってきて、小さい方のケースに入れるにはちょっと大きすぎるほどになってしまいました。
でも、水栽培にしているのは根っこはモリモリ生えてきますが、葉っぱはそれほど大きくなりません。
同じものなのに環境によって育ち方が変わるんだなあ、と不思議な気持ちで見ています。

カエルを飼育しているだけではなく、コオロギの面倒を見て、植物も育てなければならないですが、それがまた楽しいです。
これからもカエルさんたちに快適に過ごしてもらえるように、環境を整えてあげたいと思います。