■自殺の道立高校生、いじめ認定=学校の対応に問題―教委審議会
(時事通信社 - 08月02日 18:31)
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個人的な体験。
中3の夏休み、1年上で高校1年の中学校卒業生3人に暴行を受け瀕死の重傷を負ったことがある。身体中痣だらけ、頭頂で内出血。牛乳瓶1本分くらいの血を抜いた。医師からは「死んでもおかしくなかった。」と言われた。
肉体的・精神的にかなりのダメージを受けた。肉体の傷や怪我は治っても、心の傷はなかなか治らなかった。僕個人は幸いにも自死せずに済んだが、そのうち犯人に対する憎しみが湧いてきた。
この憎しみは20年くらいは消えなかっただろう。
憎むという心情は、膨大なエネルギーを消費する。そのために他の有意義なことや楽しいことにエネルギーが使えない。だから、被害者は、犯罪者を憎むことから開放されなければならない。
でも、それはなかなかできない。
加害者にとっては、一時の出来事ですぐに忘れ去る出来事も、被害者とっては、加害者をずっと憎み続けたり、全てのことに意欲をなくしたりするものなんだ。
ただ憎しみがパワーになることだってある。僕は加害者たちを見返そうと勉強を頑張りそれなりの大学には入れた。でもそれは、勉強するときのあり方として正しくはない。幸せの中で勉強に励んだ人より遠回りになるからだ。そんなことがなければ、もっと簡単に成果は出せたはずだ。
だから、いじめというよりも、イジメという名の犯罪・不法行為は、他人に絶対にしてはならない。例え相手に何らかの気に入らない点があったとしても。
蛇足だが、この犯罪行為に対して、学校は何もしなかった。全く当てにならない存在だということを学んだ。
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