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2023年07月26日22:07

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ロシアのショイグ国防相が北朝鮮に到着 「戦勝」行事で異例の訪朝

■ロシアのショイグ国防相が北朝鮮に到着 「戦勝」行事で異例の訪朝
(朝日新聞デジタル - 07月26日 10:27)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7502485

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北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、ロシアのショイグ国防相が率いる代表団が25日、平壌に到着したと報じた。空港では強純男(カンスンナム)国防相らが出迎え、歓迎式典が開かれたという。北朝鮮が「戦勝記念日」と位置づける朝鮮戦争の休戦協定締結から70年を迎える27日に合わせ、代表団も出席して軍事パレードが行われるとみられる。

【画像】今年2月の軍事パレードで手を振る北朝鮮の金正恩総書記。27日の「戦勝」行事には中ロが出席へ

 北朝鮮が2020年1月下旬に国境を封鎖して以降、初めての外国の代表団の訪問で、入国制限を緩和するきっかけになる可能性もある。韓国政府関係者によると、ロシアの代表団が北朝鮮の軍事パレードに出席するのは異例だ。中国共産党の李鴻忠政治局員が率いる代表団も出席する。

 専門家の間には、今回の訪朝をきっかけに、「北朝鮮がウィズコロナに転じ、北朝鮮とロシアの軍事交流も強化される」との見方がある。ウクライナ侵攻をめぐって、ロシアが消耗している弾薬の支援を協議する可能性が指摘されている。(ソウル=太田成美)
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ウクライナ戦争の趨勢は、ロシア、およびロシア人の未来について考える事に等しい。それには幾つかのシナリオがあるが、それはロシアの安全保障だけの問題ではない。既にその範囲を超えている。

ロシアの脅威という冷戦時に確立された預言を実際にやってみせたのがプーチンである。歴史を少しでも紐解けば、ヨーロッパがロシアを侵略した。ロシアがヨーロッパに侵略した事実はない。ヨーロッパの周辺地域は両方とも侵略した。そういう結論になる。

だからロシアのヨーロッパへの懸念、安全保障への不安は理解可能なものであった。しかし実際にウクライナに侵略した事で、ロシアへの評価は決定した。侵略者はロシアである。それがプーチンの権力維持のために始まったとしたら恥を通り越して絶望的である。

ロシア人は虐殺やジェノサイドを厭わない軍隊であって、ナチスのアウシュビッツにも匹敵する人類の恥である、という認識が確定的である。そういう点でロシア人とともに将来を生きて行けるのかというのが切実な問題なのである。

かつ、ロシア人は核による脅迫も厭わない事がはっきりした。核を実際に使用しウクライナが敗北する事になれば、世界は核武装への扉を開く。核には核でしか対抗できないという事を世界に示したならば、世界中が核武装に走る。北朝鮮は重要な購入先の候補だ。日本も核武装に舵を切るだろう。アメリカの核は信頼できないという意味になるからだ。

その結果として数年後にはどこかの独裁者が核を使った戦争を始めるだろう。対抗する側も核で報復する。どこかの大地で核の火が燃える。世界で50か国、100か国が核保有をすれば、核兵器がテロリストの手に渡るのは確実である。

その当然の帰結としてニューヨークで核が爆発する。そうなった時に、アメリカがテロリストをかくまう国に対して核使用を躊躇するはずがない。それが全面核戦争の始まりとなるかも知れない。少なくとも2〜3国はアメリカの核によってこの世界から消えるに違いない。

そういう未来をロシア人が開こうとしている。その意味はロシア人はこの世界に興味がないのである。この星の生命が絶滅しても構わないというのがロシア人の主張である。よってこの星から人類が絶滅するならそれはロシア人が原因である。

それを全ての人が受け入れるならばロシア人など放置して好きにさせればいい。しかし、それを否定するなら、ロシア国家、およびロシア人をこの世界から排除する以外に方法はない。だが、ロシアを破壊しようとすれば、ロシアが全面核戦争も厭わないだろう。それには我々も人類の絶滅を覚悟しなければならない。それでもロシア人はひとりのこらず滅ぼず、そういう覚悟しか対処方法はない。例えこの星から生命が消えても、その全てはロシア人に起因する。

そういう状況を作り出したロシアを支持するのは人類絶滅を支持するのと同じなので、なんらかの宗教的理由が必要である。この最悪なシナリオを回避するにはどんな道筋があるか。

ロシアの戦略のひとつは、アメリカ大統領がトランプになるまで戦争を続ける事だ。そうなればウクライナへの支援は停止される。ウクライナは戦争を継続できない。ロシアが勝利する事になる。ウクライナ人の難民を受け入れる準備をしておく必要がある。

アメリカはヨーロッパへの興味も失うだろう。NATOさえ、トランプは解体しても構わないと決断するかも知れない。全く新しい冷戦以後の世界構造に向けて準備する必要がある。そうなるとウクライナの悲劇に右往左往している場合ではなくなるかも知れない。

その前にケリをつけておく必要がある。理想はロシアを解体する事だ。その過程で核廃絶を実現する事だ。多くの国がロシアの原油と小麦を手に入れたいと願うだろう。日本は樺太と北方領土で満足できる。中國の利権にくらいついた19世紀の如く、21世紀はロシアである。しかし、解体への道筋は全く難しそうだ。

ソビエト解体した時に多くの東側諸国はロシア人と手を切った。それほどロシア人は嫌われていた。それをゴルバチョフでさえ知らなかった。それは今も同様だろう。さて、ではここで嫌われているロシア人とは誰の事か、という話になる。

ロシアの大地は広い。歴史は多重であり、ロシアを一言で語るのは難しい。しかし、これだけの戦争をしても独立しようとする動きさえ見えない。解体するなら独立ではなく、他国による支配とするしかないのだろうか。

資源や産業を持つ地域を欲しがる周辺国はあるだろう。温暖化となればシベリア辺りはよい穀倉地帯になると考えられる。だが核廃絶して他国に自発的に国土を譲る事は可能だろうか。それはたぶんない。それを可能とするためにはロシアが絶滅するしかない。

政府が瓦解し、その後を引き継ぐ人もいない状況が必要だ。そんなシナリオは小惑星が落ちるか、ロシア人だけを狙い撃ちするパンデミックでも起きなければない。という事は難しい。

戦争の未来はいざ知らず、ロシアがこの世界に残り続ける。その場合は世界の人々がロシア人をヘイトするようになるかも知れない。ヨーロッパ大陸のあちこちでロシア人に対する差別が蔓延するかも知れない。

100年、1000年の長きにわたり、ロシア人は差別してもいいという風潮が生まれ、ロシア人は殺しても売り買いしても構わないという考えが当然となる可能性もある。実際にプーチン一派がやっている事はそうなっても当然と思われる事ばかりをしている。

もちろん、ウクライナが正義でロシアが完全悪という事はない。ただロシアの戦争犯罪は今すぐに裁くべきで、ウクライナの戦争犯罪は、戦後に裁くという程度の話だ。

ナチスという言葉の変わりにロシアという言葉が悪の言葉となる可能性は十分にある。ドイツ人はナチスという呼称のおかげで自分たちの残忍さと切り離す事に成功したが、さてロシアという呼称はロシア人と切り離す事ができるか。

ロシア国内には今もプーチンに反対し、自分たちの愛すべきロシアを取り戻そうと奮闘している人たちがいる。そういう人達がプーチンおよび後継者たちを排除して終戦を迎える日は来るだろうか。それは理想的な未来と思われる。

しかし、その場合もロシアの未来の安全保障をどのように形作ってゆくかを根気強く考えてゆく必要がある。そうしなければ次のプーチンが誕生してまた侵略を始めるだけだ。ロシアの安全保障は何に基づくのか。なぜ冷戦構造から今も抜け出せないのか。

ひとつにはアメリカのみが独り勝ちする世界は望ましくないという考えもある。敵がいるからアメリカは同盟を必要とし故に理性的に振る舞っている。もしロシアも中國も没落したら、アメリカがどれだけの暴君になるか、という懸念は常に残しておく必要がある。ヨーロッパは多分、それを持っている。

中國とアメリカの二分化する新しい世界情勢についても考えなければならない。ウクライナの戦争は、この次にくる南シナ海での戦争の前哨戦に過ぎない。ロシアにさえ世界はこれほど苦労している。本命はこんな程度では済まない。

だからウクライナは決して対岸の火事ではない。この次はアジアと決まっており、この戦争の趨勢次第でいつでも始められると待っている。だからウクライナが勝つだけでは不十分だ。ロシアが二度と存在出来ない程に経済的にも破壊するくらいでないと侵略のペナルティとしては足りない。そうしなければ抑制力として足りない。

世界の安全保障を国家単位で運用するのはもう限界ではないか。
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