河川水 自由律句 七月中旬

1811三十一度Ｃで茹だる宵闇＊

1812午前二時外気二十六度Ｃ窓開ける＊

＊この５℃の差が大きいんです。例の煙突効果で室温４度は下がります。残り１度は家自体の持っている熱量のようです。

1813水道水が冷たくない旨くない

1814冷蔵庫期限を過ぎた納豆もある

1815ビール腹アイス珈琲で我慢する

1816汗だくの午睡を貪る

1817暮れてからが暑い夕涼みは何処へ

1818温泉並熱さ身体痛には効能無

1819煙草吸いながら洟かむ不可能

1820熱中症は意識不明で逝きたい　→嘘

1821夜中トイレ億劫でビール止めたのに

1822風力はＡＣモーターに限る

1823体中のちからが抜け失せる午後

1824夏の猫骨と皮ばかりで延びている＊

＊残暑の頃には、猫がすごく軽くなっていて驚きます。冬の猫の半分くらいの軽さになってます。ホント。

1825猛暑と酷暑の差が空恐ろしい

1826起き抜けトイレで転倒右肘痛打