「優しさ」を装う自分に酔い痴れる

■「我に天ゆうあり」＝芥川賞の市川沙央さん
(時事通信社 - 07月19日 22:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7494505


　つぶやきを見る限り、少数派は、被害を甘んじて受ける限りにおいて同情を受けるが、少数派が一度自己主張しようものなら「出しゃばり」として叩かれる対象になるようだ。
　可哀想なままでいないと許せないという心情は、己が少数派に対して期待する態度を少数派が見せない限り許せないということだ。欺瞞に満ちた優しさであり、少数派を見下しているだけだ。真の優しさではない。
　また、「優しさ」を装う自分に酔い痴れているだけだとも言えるだろう。

　僕はこの人の作品是非とも読んでみたい。新しい発見がありそうだから。