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2023年07月18日19:31

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正調津軽三味線定席 矢吹和仁×工藤武蔵 30回記念公演

7月17日(祝)、浅草木馬亭に津軽三味線演奏を聴きに行きました。

「正調津軽三味線」とは矢吹和仁さんと工藤武蔵(たけぞう)さんのユニットです。

工藤さんは私が6月まで在籍していたEYS音楽教室での担当先生でした。
工藤先生が音楽教室を辞める方向で動いていらして、「をのちゃん、輝&輝に教わって」と言われ、7月からは輝&輝のレッスンに参加。

こういうお稽古事って師匠を変えるのに色々めんどくさいのが通常ですが、輝&輝と工藤先生らのユニットとはお互いのライブにゲストで出演したりの仲良しさんなので、特にわだかまりも問題も無く変わらせて頂きました。

「正調〜」のお二人はユニット名からも分かる通り、民謡の演奏が中心で、オリジナル曲とかカバー曲はありません。
工藤先生にはたくさん民謡を教えて頂いたので、引き続き民謡を頑張りたいと思ってます。

さて、今回はめでたく30回目の定席公演で、木馬亭での演奏の運びに。
この木馬亭、昭和45年にできた建物のようで、外観も中身も昭和感満載。
会場はぎっしりほぼ満席。
真ん中あたりの通路側に座りました。

しかしまぁ、蒸し暑い…(~_~;)
もちろんエアコン掛けてますが、何しろ建物も設備も古い。

18時30分開始。

セットリストは
1.津軽小原節
-MC-
2.弥三郎節〜津軽音頭〜津軽三下がり
-MC-
3.津軽じょんがら節
-MC-
4.津軽あいや節(椿正範)
-MC-
5.津軽じょんがら節(唄:矢吹和仁、三味線:椿正範、太鼓:工藤武蔵)
-MC-
6.津軽よされ節(唄:椿正範、三味線:椿俊太郎、太鼓:井坂としみつ)
-MC-
7.正調博多節(唄・三味線:椿正範)
-MC-
8.津軽じょんがら節 曲弾き(6人)

「津軽小原節」は合奏から始まりそれぞれのソロ演奏になり再び合奏へ。
女子ユニット輝&輝と違い、男性ユニットだと掛け声がオラオラ系(~_~;)
このオラオラが心地好くなってくるから不思議ww
まだしょっぱなだからなのか、津軽三味線演奏に慣れていない人が多いのか、掛け声や拍手が少ない。

終わってMC。
「浅草のサウナへようこそ」と矢吹さんからの開口一番。
爆笑の会場。
こちらも蒸し暑いですが、ステージの先生方も照明があるので、汗を拭きながらのMC。
通常は毎月、両国で平日の昼間開催の定席という説明。
定席、始めたのがちょうどコロナが始まった頃だとか。
ほぼ満席のお客様を前にしての演奏が気持ち良いと先生方。
MCで今日が初めて「正調〜」の演奏を聞きに来た方をきいたところ、3分の1くらいが初めての方…かな。
ステージからは照明が眩しいらしく、額に手をかざしながら客席を見渡すお二人。
「こうすると少し見えますが、ほとんどがのっぺらぼうです」と工藤先生ww

会場の後方にあるエアコンを気にしながらも、その横の物販コーナーの宣伝を始めるお二人ww
今回、タオル2種類とCD。
タオルは今治タオルを使っているとのことで、私も演奏後に1枚購入しました。
ロゴがカッコイイタオルで、どっちを購入しようか迷いましたが、1種類のみに。
今年は全国あちこちにツアーに行くらしく、その会場用に送ってしまっている分もあり、今日ある分で東京分は終了とか。
なかなか商売上手なMCの先生方ww
CDは、全然売れないらしいですがww、今日の客席の年齢層から考えたらサブスクとかダウンロードとかするタイプじゃないと思うんですけど…。
「5,000枚作って4,800枚余ってます」と笑わせる矢吹さん。
終演後にサイン会でもしてくれたら売れると思うけどなぁ。
そうしたら、私ももう1枚買います!

矢「もし買ったけど家で聴かないってなったらベランダにでも吊るしていただければカラス除けになります」
こらこら(~_~;)
そんな話から次に演奏する曲の説明をして再び演奏へ。
矢吹さんの説明によると三下がりの曲は少ないらしく、このメドレーにした3曲が代表格なんだとか。
「弥三郎節」は輝&輝でも聞いているので、「津軽音頭」に変わったところがはっきり分かるようになりました。
演奏後にMC。

今日、津軽三味線の生演奏を初めて聴いてお客様もけっこういらして、津軽三味線の演奏の特徴を説明し、再び効かないエアコンの話題に。
先生方も袴姿のため暑そう…。
タオルで顔を拭きながらのMC。
来週から九州ツアーで鹿児島、大分、佐賀に行くらしく、九州の話をしてみますが、あんまり中身のない話(←こら!)
その後関西や中部地方に行くとか。
矢吹先生は岐阜県出身らしいです。
矢「岐阜ってあんまり有名なとこないんですけど、関ヶ原って有名なところあるんですけど、徳川家康とどなたかが戦って…」
爆笑!
この後の「関東」「関西」の境目が「関ヶ原」って話は面白かったです。
テキトーに話している様ですが、後でウィキペディア見たらほぼそんな感じで合ってました。

その後「僕、相方にサプライズを用意していまして」と話す矢吹さん。
何?何?と工藤先生。
関西4日連続で、神戸、京都、大阪、岐阜と回るらしいですが、京都への移動日に岐阜のラジオ番組に電話出演することが決まったとか。
そういうのは楽屋で話すんだと思いますけど、ステージで話しちゃうのがウケる。
関西が終わったら次が北陸に行くんだとか。
そんなスケジュールの宣伝でした。
その他、You Tubeの宣伝を行ったあとに、チラシの宣伝。
そういえばチラシに輝&輝の東京公演のチラシもありました。

MC後の演奏は「津軽じょんがら節」。
輝&輝とはまた違う手が出てくるのでとても面白い。
色々な演奏者の曲を聞くと良いと思います。
工藤先生、カッコいいです♪

演奏後のMC。
この「津軽じゃんがら節」はかなり頑張って作り込んだという話。
以前、矢吹さんが町屋に住んでいて、そこに練習に行く工藤先生が片手に三味線、片手にウイスキーのボトルを持ってくるので、練習後や練習に行き詰った時に飲んだという昔話を披露。
そしてここでゲスト登場、と紹介。
浅草にふさわしい先輩をゲストで呼んだとか。
矢「お呼びしたいんですけど、登場の仕方に拘りがあるので」
スタッフの方が色々準備。
…何だろ???
先生方、一旦ステージから退場。
ステージ裏からゲストを呼び込む矢吹さんの声にエコーが加わっているww
矢「それでは本日のゲスト、お呼びします。津軽三味線、椿正範です!」
ステージ正面に座ったと思われるゲスト。
「はっ!」と掛け声。
すると、突然派手な電飾がピカピカ。
会場大爆笑!!
なんだかALFEEの高見沢さんの電飾ギターを見ている気分wwww
ざわつく会場に向かい
「みなさん、写真撮り放題です」と椿さん。
私のスマホ、ここ最近調子が悪く、カメラが直ぐに起動しない。
案の定、シャッターチャンス、逃しました(涙)
演奏は「津軽あいや節」。
おちゃらけた演出とは違い、演奏はカッコ良いですww
終わってステージで3人でMC。

矢「みなさんどうでしたか?僕らの先輩なんですけど、拘りがあって」
工「演奏聴いてもらえれば、まともなのはわかると思うんですけど」←結構ヒドイww
椿さん、矢吹さんのいる民謡酒場「追分」の先輩だとか。
椿さんによると以前たくさんあった民謡酒場、現在は「追分」と「みどり」しか残っていないんだとか。
椿さん「今日は30周年という記念のステージに…」
違う、違う!30回!www

その後、矢吹さんの唄う「津軽じょんがら節」。
大会で優勝したというその歌声は格別。
「津軽じょんがら節」の太鼓は輝&輝のおかげで、私も叩けるwww

終わって、今度は椿さんが唄い、三味線伴奏はお弟子さんの椿俊太郎さんが担当。
俊太郎さん、23歳ですって、若い〜。
太鼓は工藤先生の出演している民謡酒場「みどり」の後輩、井坂としみつさん。
椿俊太郎さんの三味線は若い方らしく早弾き満載のカッコ良い三味線。
そんな中「津軽よされ節」は夏の歌詞で歌ってくれました。

MCでは矢吹さんが民謡の節回しがそれぞれ違うという話をしましたけど、素人にはいまいち良く分かりませんでした。
椿さんが北九州市小倉出身という話から、今度は椿さんが中竿の三味線で唄と曲を披露。
「正調博多節」は初めて聴きましたが、長唄っぽい感じの色っぽいしっとりした曲でした。

ラストは「津軽じょんがら節」をスタッフできていた人も含めて6人で。
先ほど出てきた俊太郎さん、井坂さんに加えて、安藤龍正さんが加わっての演奏。
準備中は矢吹さんがMCでつなぎ。
演奏は圧巻でした。
ソロではそれぞれの個性が出ていてかっこいい。
特に椿さんはさすがの演奏でした。
やっぱり津軽三味線、いいな〜。

演奏後、ご挨拶と11月3日(祝)の8周年記念のコンサートの告知で終了。
タイトル「津軽民謡 津軽三味線 漢祭り」だそうで。
「イケメン、揃えましたので」と矢吹さん。
今回は昼夜2回公演だとか。
もちろん、行きますとも〜。

終演は20時8分。
帰りは矢吹さん、工藤先生がお見送りして下さいました。
工藤先生から「(11/3、)ちゅのも出るんで」とのお話。
おぉ〜!\(^o^)/
それは楽しみ♪









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