手術後の患部の痛みがまだ少し残ってはいるものの、リハビリ散歩を2時間半行うことができた。
一応明日から仕事復帰の予定だが、もちろん不安な感情もある。なんとかなるかなあと思いつつ。
散歩中に自転車を運転する女性とすれ違った。ふらふらせずにしっかりと運転していた。この場面をきっかけに、ふと思い出したことがある。
昨年の秋口ころだったと思う。夕方から夜にかけて散歩をしていたとき。反対側の道路にわたるべく信号待ちをしていた。向かいには女性が運転する自転車がやってきて信号待ちをした。
その女性を見て俺は少し警戒した。なぜかというと運転がふらふらと稚拙なものだったから。俺のほぼ真向かいで信号待ちをしていたので、正面衝突は絶対避けたい。しかしふらふらされるとどう避けていいのかわからなくなる。
俺の出した結論は、
動かない
だった。
こちらが電信柱のように動かなければ向こうも避けやすいだろう。いくらなんでも動かないことがわかればぶつからないだろう。そう思った。
信号が青になった。
俺は動かない。次の青信号で渡ればいいやと思って自転車をやり過ごそうと立ったままじっとしていた。
案の定自転車はふらふらと進み出したのだが、ふらふらしながらもなぜか俺を目指してまっしぐら。もちろん非常に遅いスピードなので
「いやいや、当たらないだろ。」
と思っていたのだが、、、
、、、
なんで?
ふらふら俺をロックオン。
動いてない俺に確実に進んでくる。それでも避けやすいように全く動かない俺。
なんだこの人?
そして、、、
俺と正面衝突をする寸前にブレーキをかけ、苦笑しながら何も言わずに俺の右側をふらふらと通り過ぎていった。
、、、
なんなの?
俺もいまとなっては大きく距離をとって離れて渡るべきだったかなと思ってはいるものの、時間的に避ける余裕があったにも関わらず、信号待ちの間にお互いの存在を目視確認していたにも関わらず、こちらは一歩も動かなかったにも関わらず、なぜか正面衝突寸前になるところだったこの事例。これがもしお年寄り同士であったなら、、、
自転車は「乗ることができる」だけでは乗ってはいけないと思う。ふらふらと安定させることができないのなら運転はやめよう。
あの女性、ひとりごけは自業自得で済むけど人身物損起こしてないかなあ。
散歩中にふと思い出したことである。
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