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2023年07月07日22:49

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手術を受けろですと、、、12

7月1日

おしっこ地獄とうんち地獄からは解放されたものの、痛み地獄からはそう簡単には解放してもらえません。激痛のため、寝返りはできない、たんを切れない、あくびできない、おならできない、、、
平常時でも激痛なので、なんらかの動作をしようとすると下腹部に力が入ったときさらに痛みがプラスされてしまうので、痛みで動作が止まってしまうんです。
こんな恐ろしい状況の中で歩く練習をしろという、はっきり言ってパワハラこの上ない仕打ちに泣きそうになりました。

欧米では日帰り手術が当たり前って、欧米人はどれだけ痛みに強いのか、はたまた究極の鈍感なのか、俺が経験した痛みを考えると想像もつきませんでした。まあ確かに、俺の場合も三泊四日の退院なので早い段階で歩くことができるようになる手術なのはわかってはいました。

3歩先の栄光の彼方(トイレとも言う)まではすでに歩けたので、動けないわけではない。動けなければ仕事に戻れないので、歩行リハビリをやることにしました。

病院としては、この手術についてはリハビリは行ってはいません。まあ、実際3歩は歩きましたし、完全に自主トレとなります。
「最初は看護師が付き添いますので」と言われた記憶があるのですが誰も来ない。どうやら看護師の前で3歩歩いたので「問題なし」とされたようです。

、、、

なんだよ、フォロー無しかよ。

ちょっとムッとしつつも病棟内をうろうろしました。食堂や通路奥の窓際まで少し歩いて外の景色を眺めたりしたのですが、

とにかく痛い!

本当に激痛でした。あまりの痛さに途中で歩くのを諦めてしまうくらい痛いんです。息も直ぐに切れてしまいます。もちろんしょうがないことなのでしょうが、この辛さは正直「いつ終わるのか」という終わりが来ないんじゃないかと思ってしまう怖さを生んでいました。

5分くらい歩いて休む。

うんちする。

昼食食べる。

こんな感じで午前は終わりました。ご飯は、
「歩ける方は食堂までお越し下さい」
というアナウンスがあったので、普通なら徒歩10秒とかからない食堂まで1分くらいかけて歩いてご飯を食べました。食べてる最中もとにかく痛かった。泣きながら食べました。

午後も午前とあまりかわらない過ごし方でしたが、日が落ちてから再度窓際まで歩いてガラス越しに景色を眺めました。
この街に越して来てから初めて、新たな地元の夜の風景をビルの上階から見下ろしました。スーパーの看板の灯りが一番明るく輝いていました。そしてポツポツと住宅街の明かり。街灯の灯り。
地元の夜景をビルの上階から眺めることなど普段はまずしない、できないので結構楽しかったです。

、、、

その夜も痛みで一睡もできませんでした。点滴は夕食前くらいに完了したので錠剤の鎮痛剤を処方してもらったのですが

効いてないよ〜!

と、ダチョウ倶楽部並の大声で突っ込みたくなるくらい激痛でした。小泉元総理に
「痛みに耐えてよく頑張った。感動した!」
って言ってもらいたいくらい耐えました。

、、、

そして、退院の朝を迎えます。


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