今回は青森県の夜越山(よごしやま)スキー場に伺った時の記録です。
コースマップはこんな感じ。
このスキー場は487メートルのペアリフト1基の小さなスキー場です。
昔はロープトゥがさらに2基あったようですが、今はロープが撤去されてプーリーのみが残されていました。
リフトには足置きがついており、中間降り場もある親切設計でした。
しかし滑走日当日は3月頭で雪質はかなり悪く、地面も露出している部分が多数。
しかも雪不足で整地出来てないゲレンデコンディションで滑りは期待しにくい状況でした。
その低い期待値でリフトを降りたのですが、そこからは予想もしていなかったような光景が。
ゲレンデトップからは目の前いっぱいに青い海が広がってました。
陸奥湾ですね。
これは快晴時に来たらかなりテンション上がりますよ。
このスキー場に来る途中も陸奥湾沿いの道路を走ってきたんだけど、黒くて綺麗じゃない海という印象でした。
それが晴れた山の上から見るとこんなに綺麗なんだね、陸奥湾。
そして陸奥湾の向こう側には地続きの大きな白い山。
むつ市の釜臥山(かまふせやま)ですね。
よく見ると釜臥山の麓にもスキー場が見えますね。そこも後日滑るので楽しみです。
コースは幅広急斜面の大回転コースとそれを迂回する初級コース、中級コースの3つ。
初級コースと中級コースは大回転コースと逆側を通って迂回する林道コースですね。
よくある林道コースのように途中で止まってしまうほどの緩斜面ではありませんが、狭いし左右は見えないので気持ちよくはないですね。
この迂回コースを下りるとメインゲレンデに合流しますが、そこにはソリ遊び場があります。
雪が少ないスキー場だから、ソリで登るのも簡単ですね。
一方、大回転コースは難易度高いです。
整地されていれば朝一なら何とか滑れる斜度ですが、ボコボコの急斜面でスピード出して滑るのは無理でした。
ここのコンディションが良ければまた評価は変わった可能性もあるスキー場ですね。
ただし、このコースが一番眺望は良好ですよ。
大回転コースも後半は緩斜面となるので、そこだけで滑りたければ中間駅で降りればいいのです。
この緩斜面がおそらくメインバーンなのだと思います。
ゲレンデボトムにはヒュッテがあります。
食事の提供はないようです。
周辺には遊具もあり、冬場でなければ公園なのでしょう。
このスキー場は3月中旬まで営業しているのですが、基本的には休日のみ営業と思った方が良いです。
平日もナイターをやっている曜日があったり、冬休み期間はちょっと日中営業していたりとかなり不規則な営業形態なので事前にHPで営業しているか確認した方が良いですよ。
八甲田山の近くなのに雪がとても少ないスキー場なんだね。
コンディションさえ良ければ小さな子供から上級者まで遊べると思います。
ただしコース長は短めなので、本格的に滑りたければ他のスキー場に行った方がいいでしょう。
どうせ行くなら景色の良いスキー場ですので快晴の日を狙いたいですね。
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