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2023年06月30日11:40

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百人一首77番:崇徳院の作品

崇徳院が百人一首に残した作品は、、、

♪ 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢わむとぞ思ふ

です。

読みは、

♪ せをはやみ いわにせかるる たきがわの われてもすえに あわんとぞおもう

となります。

これは恋の歌です。

瀬をはやみ  (川の浅瀬の流れが速いので)
岩にせかるる (岩にせき止められる)
滝川の    (滝のような急流が)
われても末に (2つに分かれても、その先では)
逢わむとぞ思ふ(また1つになる)



☆文法解説
1句:《はやみ》
https://note.com/joplinjp/n/nd267d0b6a4be

上の句「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の」が、序詞
(じょことば)
https://note.com/joplinjp/n/nd719024253e7



この序詞は、下の句の「われても」を引き出しています。

また、3句「滝川」は、「男女の仲が急流のように激しい」ことの意味も含んでいます。

4句「われても」は、川の流れが岩によって2つに分かれることと、

男女の仲が引き裂かれることの2つの意味を含んでいます。

5句「逢わむとぞ思ふ」は、2つに分かれた川の流れがまた1つになることと、

男女が再び逢うことの2つの意味を含んでいます。

・・・川の浅瀬の流れが速いので、
・・・岩にせき止められる滝のような急流が、
・・・2つに分かれても、その先ではまた1つになる。
・・・その急流のように、激しく愛し合う私たち2人は、
・・・邪魔をされて引き裂かれようとも、また逢おうと思う

若き日の崇徳院の恋を邪魔して、2人の仲を引き裂こうとしたのは

一体、誰だったのでしょう?



☆超訳マンガ
https://youtu.be/NRzBUJ0Pmek



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──────────
【崇徳院】
https://note.com/joplinjp/n/n9ab3423c82de





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