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2023年06月27日06:59

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特三節・機械と魔族のエチュード|アリアンロッド2E

【TRPG感想】
先日は自分がGMのアリアンロッド2E(注1)でした。
ネームドモンスターボスラッシュをするトワイライトキャンペーンも第06回。
今回までで倒したネームドモンスターは49体。
パーフェクトエネミーガイド掲載のネームドモンスターは91体なので、残り42体。
次回でいよいよ折り返しということになります。
かなり特殊なレギュレーションのキャンペーンなので色々と試行錯誤しておりましたが、今回はまた新しいチャレンジができた感じで、手応えのあったセッションでした。


◆キャラクター紹介
■名前(PL名):コタロー(ムク)
性別/年齢/種族:男/3/ベスティア:カニス
クラス:エレメンタリスト/シーフ/メンター・センセイ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1132

順当に固定値アップ。
大昔からTSさんの言葉ですが
「レベル30になると、スキル1個とるよりフェイト4点増やすほうが汎用性が高い」
とのこと。
今回はまた色んな状況がありましたが《マジックケイジ》に助けられたり《滅びのさだめ》がなくてあわあわしたり、まだまだ活躍の幅は広がりそうだなぁと感じました。

ロール的特徴:
毎回ロールプレイの起点になってくださってありがとうございます。
ぽろっとこぼすセリフがとてもいいセリフだったりするので、とても素敵だと思います。
これからもよろしくお願いします。

その他:
3つのキャンペーンを渡り歩くコタローを操るムクさんです。
本キャンペーンでメインダメージディーラーでありつつロールプレイでも主役をはることが多いのはなんでなんでしょうね?
フィロスには言語化できない不思議な魅力を持ったPLさんです。
これからもよろしくお願いします。

■名前(PL名):フォルティス・イサナペンナ(kou)
性別/年齢/種族:男/19/サハギン
クラス:エレメンタリスト/ニンジャ/プロフェッサー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1133

こちらも順当に固定値+フェイトアップ。
フェイト増加は以下略。
コタローが持ってなかった《滅びのさだめ》を持っていたり、《インタラプト》の構えをするエネミーに対して「傲慢のローブ」「エルダの指輪」等のアイテム効果で、ちゃんとバフかけた攻撃をするという差別化ができていて面白かったです。
魚人忍法恐るべし。

ロール的特徴:
そしてコタローをライバル視しているロールプレイもとても魅力的です。
せっかくかっこよくやりとりしてくれているので何かピックアップしたいんですが、なかなかいいネタが思いつかないですねぇ。

その他:
超上級キャンペーンは久々のkouさんです。
とはいえもう6回もやると色々と慣れてきた感じがします。
これからもよろしくお願いします。

■名前(PL名):アルマ・リコリス(青海)
性別/年齢/種族:女/49/ドゥアン(牙爪族)
クラス:ビショップ/サロゲート/プロフェッサー・メンター
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1134

フェイトを増やしつつ《浄化の風》を取得。
アタッカーメンバーとは違って「タイミング:効果参照」でまだまだ取りたいのがたくさんあるよーとは中の人の悲鳴でした。

ロール的特徴:
落ち着いたギルドマスターの貫禄はさすが。
今回はフィロス的には久々にロールプレイ要素のあるセッションだったので、リアクションが予想しやすいアルマさんに話をふってみたのですが、安心安定なやりとりありがとうございました。
とはいえ、10歳の少女に「死ぬ覚悟はある?」は、さすが地獄を見てきたアルマさんだけあります。

その他:
かつて超上級キャンペーンをいくつもご一緒した青海さんです。
凄腕のデータ勘と安定して斜め上をいくロールプレイに定評があります。
これからもよろしくお願いします。

■名前(PL名):ルージ・スッフルチ(TS)
性別/年齢/種族:男/18/ヒューリン
クラス:メイガス/カンナギ/センセイ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1130

ほとんどダメージロールをふらないルージですが、一応《デモンズウェブ》や《リチュアルチャーム》で底力アップ。

でもやはりルージといえばフェイトでしょう。
上位爆撃符にフェイトを乗せられることに気づき、おまけみたいな火力支援で100点を連発という恐ろしさでした。
うーん、このレベル帯のフェイトの量は異常だわ。

ロール的特徴:
TSさん本人は「虹色のロールを持っている」のですが、今回のキャンペーンではまだまだ隠したままですね。
これはひとえにGMの話の振り方がまだまだなのでしょう。
今回ちょっとヒントを得られたのでこれからよろしくお願いします。

その他:
フィロスの過去キャンペーンでほとんどご一緒してもらってるTSさんです。
これからもよろしくお願いします。


◆あらすじ
■前回までのあらすじ
幽界に迫る異世界からの脅威「黄昏回廊」。
赤く染まった回廊の中に現れるネームドモンスターの姿をした「影」。
凄まじい強さの侵攻に対抗するため、フェルシアは英雄たちを集めて総力戦を決意した。

前回集まったのは、
忍犬の里の期待のホープで、かつて七つの伝承武具を巡る冒険をしたコタロー、
魚人忍法を操り、エルダの生き残りの策略を打ち砕いたフォルティス、
ヴァンスター帝国の密偵にして、不死身の英雄が起こした火の災厄を止めたルージ、
神殿に拾われた孤児で長年神官として働き、ルージと一緒に火の災厄を止めたアルマ、
の4人です。

前々回から「複数のネームドモンスターが登場する」というギミックに変更。
さらに少しずつキャンペーンの縦軸らしきものも見えてきました。
いえ、GMもまだまだ何も考えてないので伏線ぽいものをちりばめてるだけですが(笑)。

ここまで倒してきたネームドモンスターは40体。
今回は今まで懸念だった「ロールプレイ」に少し力をいれてみました。

■オープニング
まずはマスターシーン。
自分がPLのときは毎回楽しみだった「悪役たちがわちゃわちゃするシーン」。
フィロスはPCとPLの知識の乖離があまり得意でないので、ここぞというときしかマスターシーンは使わないんですが、お約束的に頭にあるとそれはそれで面白いかもですね。
でもGM一人でやったら吟遊詩人かなぁ。
あれはリレーキャンペーンだったから「手っ取り早くPLにも関係性を理解してもらう」ための手法だったのかも。

閑話休題。
暗い洞窟のような空間にある円卓。
12時の席に座るネズミの特徴を持つ魔族タモン。
9時の席に浮かび上がる赤い翼を持つガル。
少し言葉を交わし、タモンが円卓と同じく復活させたドラグコア(注2)をガルに渡す。
というわけで今回の魔族はガルさんです。

それではPCが登場するオープニングです。
いつものフェルシアや神託という定番のオープニングは飛ばしていきなり万能戦艦に乗り込むシーン。
しかしなにやら揉めている様子が目に入ってきます。

少女「ザナドゥにいくなら乗せて行って!」
船員「ダメだ。黄昏回廊のことは知ってるだろう。それにザナドゥは魔族に占領されちまってるんだ。危険すぎる!」
少女「自分の身は自分で守れる! だからおねがい!」

見逃す選択ももちろんあったのですが、当然首を突っ込んでくれるPCたち(注3)。
こういうときに本当に協力的で助かります。

アルマ「どうかしたんですか?」
コタロー「ここから先は危険なんだ。ママのところに帰ってな」
フォルティス「(コタローの逆に張るため)何か理由があるのかもしれない。話を聞こうじゃないか」
ルージ「(仲間がなんとかしてくれそうだし見守っていよう)」

四者四様な声かけですが、今回のヒロインであるサーユちゃんには事前に「親の形見を探しに行きたい」という設定があったため、ここはコタローのセリフがクリティカル。

サーユ「お母さんは……ザナドゥで死んだの……」
アルマ「そう、なの……」
フォルティス「コタロー。とりあえず謝るんだ」
コタロー「(おいらの父ちゃんも母ちゃんもいないけど、だから気持ちはわかる、けど)す、すまなかったな」
サーユ「いいの。お父さんとお母さんは勇敢に戦ったって聞いてるから。それはいいの」
アルマ「なら、なんでザナドゥに行きたいの?」
サーユ「二人の写真を取りに行きたいの!」

船員たちは英雄であるアルマたちが話をしてくれるならと譲ってくれて、話を聞きます。

・ザナドゥは魔族に奪われた浮遊島。
・サーユは、ザナドゥで出会った両親の元で生まれた幽界産まれ幽界育ち。
・ザナドゥが魔族に襲われた時、サーユは一番に避難させられた。
・両親が戦って死んだこと、そのものは納得している。
・ただ、あれから一度もザナドゥに行けていない。生家にあった両親と自分の思い出の写真を取りに行きたい。

年齢の割には冒険者としての基礎はできていても、アルマたちから見たら雑魚中の雑魚です。
連れて行って戦闘に巻き込まれたら即死でしょう。
しかも今回は余計な護衛を連れて行くこともリスクにつながるため難しいとのこと。

アルマ「あなたは自分の身は守れると言っているけれど、覚悟はあるの?」
サーユ「あります!」
アルマ「比喩ではなく、死ぬ、かもしれないのよ?」
サーユ「、、、し、死ぬよりも、お父さんお母さんの写真を取りに行けず、ザナドゥがどこかへ行ってしまうほうが、絶対後悔します!」

サーユの固い決意を聞き、さらにフォルティスが「こういう子は、無理に置いていくと勝手についてきて大変なことになるかもしれない。目の届くところにいたほうがいい」というアドバイスも後押しになり、サーユは一行と一緒にザナドゥに行くことに。

GM的にはこのやりとりができただけでも目的の8割ぐらいは達成できた気持ちでした。
うん、やはりロールプレイは楽しい!

■ミドル
さてPCたちは色々あの手この手を尽くしてくれましたが、キャラクターを閉じ込めるマジックアイテムとヒロインNPCが揃ったのですから、捕まるシーンはやっておかないと。
サーユが生家に赴こうとしているところに、赤い翼のガルが現れ、「ちょうどいい」と言うシーンだけ。
まあ、ものわかりのいいPLさんたちは「あちゃー」とか「やっぱなー」とか納得してくれました。
とてもGMフレンドリーで助かります。

■第1ウェーブ
1体目(合計41体目)ヴリトラ
2体目(合計42体目)呪縛者アプチ

ではあらためてPCたちのシーンです。
PCたちの前には、赤い翼を持ち、頭に羽根飾りがついた魔族ガルが登場します。
その横には1m大のサイズの六角柱。
紫色のクリスタルの中にはサーユが目を閉じて閉じ込められていました。

コタロー「その子に何をした!?」
ガル「なに、ちょっと閉じ込めただけだ。これから出てくるモンスターを全部倒せば、解放される」
ガル「こいつは頑丈でな。叩いたり魔法でぶっ壊れる心配はしなくていい。まあ逆に言えば、モンスターたちを倒せなかったら、死ぬまで養分のままだけどな」
PCたち「!!」
ガル「さあ、出てきな!」

登場したのは、武器をたくさん持ったドラゴンと、肩に梟を乗せ呪いの仮面をつけた呪術師です。
はい。ここからはロールプレイはお休み。
ガチ戦闘スタートです。

とはいえレベル32にもなったPC4人に、レベル60とレベル70の2匹ではあまりにも役不足。
アプチはレベル70の割に戦闘不能から復活する特技もなく、あっけなく倒されてしまいました。

GM「レベル70の器じゃないよなー」
ルージの中の人「いやいや、そいつが常に《フォッグミラージュ》でダイス6の目を消そうと狙ってるから、こっちは常に6の目を三個出さないと安心できないから! 十分手強かった!」
GM「そうかなぁ?」

■第2ウェーブ
3体目(合計43体目)ブラックサイクロン
4体目(合計44体目)機械戦艦ヴァール
5体目(合計45体目)機械城
6体目(合計46体目)巨大城船

お次はレベルはそこそこな機械軍団です。
今回の目玉は、機械戦艦と機械城の《召喚:機械》です。
魔法用の《ソウルバスター》をもつミスリルゴーレムを呼び出すことで、PCたちをひやひやさせようという作戦です。
この作戦、GMが召喚の出目でかなり高い目を出し、なんと合計で13体も登場。
PCたちを戦慄させます。
さらにブラックサイクロンは、PCたちを上回る行動値でイニシアチブ割り込みをかけてくる戦術。
ついにGMもダメージロールをふる機会が来るか、と思ったのですが……。

GM「よしじゃあブラックサイクロンはシーン全体攻撃するぞ。(ころころ)《グレートバースト》でクリティカル!」
コタロー「な、おいらより早い?!」
フォルティス「むむむ」
アルマ「はーい。任せて。《パトロナイズ》と《アンプロンプチュ》(ころころ)はい、クリティカル。攻撃は失敗ね」
GM「そうだ。アルマさんにはこれがあったんだ。無敵の壁が……」
アルマ「フェイトものすごく消費しちゃうんですけどね」
ルージ「ま、その時は僕がフェイト渡しますよ」
GM「ぐぬぬ」

GM「ははは攻撃をしたら反撃が。しかも13体もいればカバーしてかなり持つ計算だ」
コタロー「じゃあいくぜ! 《マジックケイジ》でカバー不可に」
GM「な……」
コタロー「メジャーでは《ブロウアップ》! 自爆してHP0だから反撃怖くないぜ!(注4)」
GM「な、なんだとー?!」

ずらりと並んでいたミスリルゴーレムが綺麗に一掃され、肩を落とすGM。
ブラックサイクロンが死に際にもう一回シーン攻撃を放ちましたが、やはりアルマさんのパトロナイズを破ることはできずに、力押しで負けてしまいました。

■第3ウェーブ
7体目(合計47体目)紅蓮の詩人アモン
8体目(合計48体目)獅子騎士アロケン
9体目(合計49体目)蝿の王ベルゼブブ

そして最後の第3ウェーブ。
炎を纏う二刀流のフクロウ、燃える馬に乗った獅子顔の将軍、そして巨大な蝿の王です。
ついに登場したレベル80のネームドモンスター。
フィロスの主観ですが、やはりレベル80オーバーは一味違う印象があります。

さらに第2ウェーブでも猛威を振るった《召喚》がここでも発動。
アロケンが、ヴァラファールを4体召喚します。
このヴァラファール、単体での戦闘力もそこそこですが、何より《小さな奇跡》相当のオリジナルスキルと《インタラプト》持ち。
つまりこの場にアモンも含めて5枚のインタラプトが打てる状況になったのです。
PCたちはここで長考。
まあ、当然ですよね。
何が打ち消されて何が大丈夫か、行動順を相談します。

そして相談が終わって行動開始。
《マジックケイジ》が《インタラプト》されることを恐れて《滅びのさだめ》のあるフォルティスが先行。
なんとフォルティスのバフはほとんど「アイテムの効果」のため《インタラプト》されない!
恐るべし魚人忍法!(笑)
それでも少しは抵抗しましたが、フォルティスの露払いでヴァラファールは全滅。
インタラプト持ちのヴァラファールが倒れてしまうと、あとはコタロー無双でおしまいでした。

GM「ベルゼブブもレベル80にしては弱かったなぁ」
ルージの中の人「そんなことないですって。そいつが『攻撃の対象指定し直し』なんてパワー持ってるおかげでアルマさんがどれだけフェイト消費したと思ってるんですか」
GM「えー、でも結局ゴリ押しでいけるじゃーん」
ルージの中の人「いるだけで行動の選択肢を狭めてくるのが、強いネームドなんです。ここから先が恐ろしい」

■エンディング
最後の残ったベルゼブブを倒すと、紫色のクリスタルにヒビが入ります。
ガルはそれを見てさっさと逃走。

近づくとクリスタルからサーユの声が聞こえてきます。

サーユ「お父さんお母さん、なんでわたしだけ残していっちゃったの」

コタローが近づき声をかけます。

コタロー「おいらの両親も里を守るために勇敢に戦ったんだ。お前の父ちゃんと母ちゃんもそうなんだろ」
コタロー「きっとお前のために残してくれたものがある、あるはず」
コタロー「だから一緒にそれを探そうぜ!」

コタローの声に反応するように砕け散るドラグコア。

サーユはコタローに「いいの? 一緒に探してくれるの?」と改めて問いかけます。

コタロー「迷惑はもうかけられてるから、これぐらい増えてもいいよ、なあアルマ姐さん?」
アルマ「まあ、仕方ないわね。連れてきたのわたしたちだし」
フォルティス「ふん、仕方ないな。全く余計な面倒事を増やして」
ルージ「まあまあ無事でよかったよ」

アルマたちが一緒なら特に危険もなく。
無事に彼女は両親が残してくれた家族の写真を手に入れて帰還。
今回のシナリオは終了です。

◆反省と考察
ロール:4点
ゲーム:4点
ストーリー:4点
ボーナス:4点

ロールは4点。
このキャンペーンで懸念していたロール部分にメスを入れることができた。
ゲームはやはり4点。
前回感じた「結果的に楽勝でも、PLは楽しい」は今回も同じことが言えたように感じる。
ストーリーもロール同様、なかなか手をつけにくかったところにチャレンジできたと思うので4点。
ボーナスは、突然の無茶振りにもちゃんと答えてくれる素晴らしいPLたちに+1点して4点。

◯良かった点
・ロールプレイの種を放り込んでみた。うまくいった。

◯悪かった点
・過去の話をどこまで説明するかのバランスは、正直難しい。

個別解説!

・ロールプレイの種を放り込んでみた。うまくいった。
何度も言ってるが、ゲームを優先してロールやストーリーは二の次と表明しているキャンペーンである。
とはいえ、慣れてきたらロールプレイもしたいのがTRPGプレイヤーというもの。
どうしようかなぁと色々考えた結果、とりあえず昔使ったギミックを流用してみようと考えた。
そこで短く濃いロールプレイができると前例があるドラグコアギミックである。

粗筋にある通り、多少強引な導入だったが、テンプレ的なヒロインキャラクターだったおかげか予想通りうまくいった。
もちろん、PLさんがGMのパスを鮮やかにさばいてくれたことが一番重要なポイントでもある。
この方針はしばらくやってみてもいいかもしれない。

・過去の話をどこまで説明するかのバランスは、正直難しい。
今回のキャンペーンでは永遠につきまとう命題。
TSさんなんかはほぼ全てのセッションに参加してくれている。
逆にkouさんは最近のセッションにはあまり参加できていない。
情報格差があるため、どの程度説明すべきかは毎回悩む。
身内ネタは盛り上がる定番だが、知らない身内ネタは白ける定番でもあるのだ。
なるべく「過去の設定は流用するけれど、身内ネタではない」ような表現、工夫を考えていかねばいけないだろう。




はいというわけで過去のギミックを利用して短いロールプレイが楽しめたセッションでした。
うんうん、やはりNPCヒロインとの心の交流は楽しいなぁ。
過去のギミックを流用して時間もコンパクトにできたし、上出来だったと思う。
さあ、これからもがんばってこー。




(注1)アリアンロッド2E:FEARが出している剣と魔法のTRPG。
もうすぐ20周年。
「100年遊べるRPG」と銘打って発売したのだから、まだ5分の1ですね!

公式HPはこちら。
http://www.fear.co.jp/ari/

(注2)ドラグコア:フィロスのキャンペーンオリジナルアイテム。
詳しくは過去のフィロスの感想を参照していただきたいが、
「NPCを閉じ込めて、その心の中の悩みを吐露させる」
「その悩みに対してリアクションするとNPCが解放される」
「NPCが解放されると、クライマックス戦闘のボスが強化される」
というギミックでした。

(注3)注3:首を突っ込んでくれるPCたち
ただ首を突っ込むだけでなく、アバロンの常識とか、世界設定を確認する質疑応答をちゃんとした上での行動なのが本当に素晴らしい。
なお、ザナドゥが魔族側領域なのは公式設定だが、このサーユの生い立ち等はフィロスの勝手な設定である。

(注4):自爆してHP0だから反撃怖くない
実は連続攻撃が止まるため、無意味というわけではない。
ただ、この時コタローはわざと連続攻撃ではなく単発攻撃をしていた。
やんちゃなロールプレイしつつ、しっかり考えているベテラン魔法使いである。

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