相変わらず映画を観ています。
先日、2017年9月23日に公開された『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を観ました。
廣木隆一さんが監督して、主演はHey! Say! JUMPの山田涼介さんです。
冒頭から、1969年(昭和44年)の町が出て来ます。
街中を歩いている人や子どもたちの服装もその当時の感じがします。
はじめオープンセットかと思ったのですが、
場面が進んで、これはセットではないかも知れないと思いました。
映画は、主に1980年、1988年、2012年を行ったり来たりします。
中々面白い映画でした。
観終わってから、ロケだとするとどこかと思い調べてみました。
そうしたら、大分県の豊後高田市でロケが行われた事が分かりました。
豊後高田市中心部の商店街は、
昭和40年代までは国東半島で最も栄えた商店街でしたが、
他の地方都市と同じように、
大型店の郊外への出店や過疎化のために衰退していました。
「昭和の町」は、この商店街に賑わいを取り戻すために、
2001年(平成13年)に始められた町おこしで、
衰退のために建て替えが進まず、
昭和30年代以前の古い建物が約7割も残っていることを逆手にとって、
中心商店街に昭和30年代の町並みを再現したとの事です。
現在では、週末にはボンネットバスが走り、
年間20万人を超える観光客が訪れているとの事です。
詳細は、下記をご覧ください。
https://www.tabirai.net/sightseeing/feature/experience042.aspx
今から20年以上前、滋賀県に出張して草津市に泊まった事があります。
一緒に行った人と飲みに出掛けて、
草津駅前のビルの地下で、「ばんから横丁」と言う、
昭和の町並みを再現した所を見付け、そこで飲んだ事があります。
その当時の滋賀県の草津市は、大学などの移転が進み若者の街でした。
若い人には、こうした雰囲気が受けるのかなと話した覚えがあります。
岐阜県恵那市の明智駅の近くには、大正村と言う場所があったと思います。
恵那市に行った時に、チョッとだけ覗きましたが、中々面白いなぁと思いました。
その時は、やはり仕事だったので、ゆっくり出来ませんでしたが、
調べてみたら色々整備されているようです。
今、各地で地域活性化の取り組みが行われていますが、
こうした昔を再現するような整備は、僕は良いと思います。
先日行った倉敷の町も、江戸時代の町並みを残して整備して賑わっています。
ノスタルジックな物に憧れるのは、人の常のような気がしています。
本当は、再現整備された場所ではなくて、
今も残る町並みの所の方が良いとは思いますが、それは難しいのでしょう。
豊後高田市の「昭和の町」、行ってみたい気がしますが、
チョッと遠過ぎるような気もします。
果たして、行く事が出来るでしょうか?
【今日の一句】
関西弁 ぼちぼちでんな そうでっか
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